『りゅうたま』借りてみた
新歓にいきなり『深淵』とか『ヴァンパイア』をぶつけるのはどうにも気が引けたので、おとぎ話風のファンタジーを遊ぶシステムとして『りゅうたま』を借りてみました。「いや〜、もっとキャッチーにやれって言われちゃって・・・」「だめですよ、今の高校生はりゅうたまなんて誰も遊んでませんって!」「まだ出て1年ちょっとのシステムなのに・・・」とかいう会話があったのは内緒。
ざっと読んだ感じ、特に難はないので使ってみる気になりました。ゆっくり旅をするのを目的にデザインされているためか、付属シナリオは内容が薄すぎる(プレイヤーサイドが与えられた材料を料理して好みの形に埋めていくことが前提だから)印象を持ったので、単発で使うときはもうちょっと詰め込んだ方が良いのではないかとも思います。
今のところ、ネタが二つほどあるので、一つを形にして次の週末に持って行けるといいなあ。
旅の途中、道に迷ったPCたちが、野にうち捨てられ宝冠をかぶった骸骨を見つける。その髑髏は、死せる王国の王であり、親族の裏切りによって力の源たる心臓を奪われてしまった事を告げる。亡者の心臓は深紅に輝く握り拳ほどの宝石。今は冥界に一本のみ生える桃の木の洞に隠されており、死者たちは近づく事すら叶わぬのだという。この誘いに乗ったPCたちはあの世とこの世の狭間にたゆたう白亜の街へ、そしてその先に広がる冥界へと旅立つこととなる・・・。
ん、こう書くとまったりさのかけらもないですね。予定している本編はもっとほのぼのしていますよ、いやほんとほんと。