断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

4/9の覚え書き

 新人さんは3人来られてました。
 酒が入っているのでざざっと流します。

1部

 2回生KさんGMによるSW2.0。
 先日のテストプレイ時、オープニング終了までたどり着けなかったシナリオであります。
 遺跡探索中の冒険者一行は銀の球体を発見するが、それに触れたNPC(PC1,2の幼馴染み)が魔導バイクにトランスフォームしてあら大変、というネタでありました。うちに参加された新人さんは、つかみで大いにウケていた様子。
 終了後「新歓期の共通シナリオはギャグものをやらなければならない法則でもあるのか?」と笑いながらのツッコミが入ってましたが、たしかに復帰してからの3年はコミカルシナリオ率が高いですね。僕は特に気になりませんでしたが。
 出来映えを言うなら、新人さんキャッチという目的に沿えば大成功だったと思います。
 GMさんには前回でプレッシャーをかけまくってしまい、申し訳ないと反省する限り。お疲れ様でありました。

2部

 自分がGMでOld School Hack。
 「守護霊獣であったフェニックスが老死したがゆえ、夜な夜な徘徊する影の巨人に怯えて暮らす都市。PCたちは「原初の太陽がこぼした涙」を今も湛える灼熱の泉を求めて、地底へと旅立つことになります。霊獣の遺骸を投げ込み、再生するために。」というシナリオ紹介。
 正統派を目指したはずなのですが、「どうせ深淵なんでしょ」と揶揄されるあたり、人徳のなさが伺えます。


 迷シーンとしては・・・。
1.賭博狂いの女性盗賊ギルド首領をギャンブルで打ち負かし、気に入られるエルフPC。彼女から誘いを受ける。魔道書から知識を引き出せるマジックユーザーPCが調査したところ「彼女と一夜を共にして帰った男はいない」というDMからの悪乗り回答。あえてエルフPCには伝えないという悪戯の結果、命の危機に怯えたプレイヤーが暴走し、地下の冥界に繋がる川へと彼女を誘導し、殺意溢れる様子で水に頭を押し込むと宣言。完全記憶喪失になった女首領と共に、地下に残されて善後策を練る羽目に陥る。


2.↑を救出に向かったPCたちは、盗賊ギルドを半壊させて地下へ。船代わりになる木材は無いかと、魔道書に聞かれたので、「ここにはギルド員たちを葬る墓場があるから、棺桶が使えるかもね」と返す。だがプレイヤー曰く「いや、新しい死体はありませんかね?」DM「運試しのテスト。お、成功だね。それじゃ、最近の抗争から虐殺された人々の死体が山積みにされているのを発見したよ。」プレイヤー「それを繋げて橋を作り、上に板を渡します」DM「ほどよくガスの充満した死体は十分な浮力があるようだ」・・・なんだこのノリ。


3.紆余曲折の末、フェニックスを解放すると決めたPC一行。マジックユーザーPCは、その代価として不死鳥の力を求める。その力を止め置こうとした人々により自由を奪われていたフェニックスはそれを差し出し「お前にも籠に囚われる運命が待ち受けているであろう」と告げる。もちろん、他のPCをころさんばかりの勢いで、彼らに口止めを誓わせるマジックユーザー。


 面白シーンはそこそこで、ほとんどにマジックユーザーのプレイヤーであるMさんが関与されてました。感謝。
 他のみんなも、もっと暴れていいんだよ!


 とはいえ、セッション自体は成功にほど遠く。
 新人さんなしの環境だったため、緩めの運用を行ってしまった結果です。ごめんよ。
 あと、当日、サークルなどとは無関係の実生活でえらいものを目撃しちゃいまして、動揺したままのマスタリングだったため、要所の締めを怠っていたのも原因でしょう。申し訳ない。