断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

『りゅうたま』をもう少し読んでみた

 竜人ルールのやりたいだろう事は理解できるのですが、このアプローチが有効かといえば、そうではないと思います。特に、中途半端にGMのやるべき仕事を能力として持っているあたりが、混乱を招くだけのような。ご都合主義を実現するためだけならば出す意味はないし、能力だけ見たらPCと対立しても不思議ではない黒竜の存在とか、コンセプトが今ひとつ見えてこないなー、といったところです。
 あと、うちのサークルだと、旅人たちがお気楽極楽な理由付けで旅行するとも思えないので、そもそもシステムから想定されている展開にはならないかもしれません。自分も「おとぎ話」風のシナリオを扱うに適したシステムを求めていたわけで、その辺はさして問題にならないと思われます。
 それにしても、シナリオの作り方は参考にしませんし、リプレイなども一切読まないままシナリオ作成するつもりなので、どんな代物ができあがりますことやら。