断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

3/26の覚え書き

 新歓期突入の直前週でした。
 来週からはしばらく新規システムの投入が実質不可能になるため、新人さん向けに考えているルールをテストできる最後のチャンス。
 そんなわけで、今更ながらMouse Guardを試してみました。

1部

 自分がGMでMouse Guard。
 レポは明日にでも書き上げます。

2部

 新2回生KさんGMによるSW2.0。
 4/9に予定している新歓用共通セッション(同じシナリオを複数人で打つ形式。新歓時のシナリオ不足を補いつつ、新人さんプレイヤー同士で話してもらう切っ掛けを作ろうという、一石二鳥を志向)のテストプレイでありました。
 ほとんどの新2回生にとっては初めてのサークルでRPG慣れしたプレイヤー以外にGMする機会であり、毎年この時期に試験運転するのが通例となっております。この日の1部では、同じく新2回生のSさんが同じシナリオをGMして、事故が発生したという話は伝わっておりました。


 普段だと、良くも悪くも牽引役となることが多い自分でしたが、今回はどのようにロールプレイしていいのかわからない(でも演技ができないわけではない)受け身な新人さんを演じる形でプレイ。ロールするように言われたら振り、話しかけられたらプレイヤーとして答え、他のプレイヤーの様子を伺うものの自分から積極的に口を開かないスタイルを試しました。
 いつも通り遊んだら、滞りなく楽しいセッションが行えるのでしょうが、ハードな新歓期への心構えのため、あえて楽しみを脇に置いた次第。キャラクター設定でついギャグに走ったのはご愛敬ということで。


 ネタバレを避けるために内容には触れませんが、結果はオープニングの8割を消化したところで既に3時間が経過し、中断するという参加者判断が実行されることとなりました。
 自由度を重視するスタイルがあだとなり、停滞を招いてしまったのです。
 遅々として進まぬセッションに参加者の緊張が高まる最中、オープニング終わり際にセッションの大ネタが明らかに。ここでGMが破壊力の高い下ネタギャグを投げ込んだことから、テンションが限界を突破し大爆笑の嵐が巻き起こったのです。緊張の糸が切れてしまったため、以降セッションを続ける気力を掘り出せなくなり、中断されたという次第。


 通常の例会であれば、全く問題のないシナリオです。むしろ、下ネタがセッション全体を塗りつぶすレベルの面白さだったので、記憶に残る楽しい機会となったと推測されます。
 しかし、新歓期は新人さんのひととなりや嗜好信条の類が手探り状態のため、下品な下ネタ、現実の政治・宗教ネタは厳禁。
 あとは説明時の話の持って行き方、キーNPCに対する感情移入をもたらす演出についてなど、気になった点をちょくちょく指摘して終了。
 言い過ぎてGMを萎縮させたかもしれません。いつもながら難しいなあ。

3部

 聖堂のフレスコ画を修復するボードゲーム『フレスコ』をプレイ。
 一口含めば間違えようもないドイツゲーの香り漂う一作。バランス、お手軽さ、完成度の高さ、どこを切ってもかなりの名作という印象。得点取得に対する因果関係が明確なので、プレイヤーの納得度合いが高いのも特徴かと思います。
 オススメ。
 なお、自分は4人中3位でした。最終ターンの寝ぼけてのポカが無ければ、1位と僅差の2位につけられただけに残念。


 そのあとは、眠気が沸かなかったので昼近くまでダベリング。