4/16の覚え書き
この時期は毎年、新歓活動にまつわるストレスの蓄積と放出による面白セッションが散見されます。
他卓の感想がやたら面白しゅろうございました。
1部
4回生Kさんキーパーによるベーシック(クトゥルフの呼び声)。
神話的怪物は登場しない心霊調査もので、PCの立場は刑事。
花見に多用される川沿いで日本刀を胸に突き立てた女性の死体が発見され、解決に奔走する話でした。
4プレイヤー中2人は新人さんだったので、サポートに徹するサービス第一主義で臨みもうした。
キャラ作成中から積極的に干渉し、投擲技能に興味を持たれたとみるや、武器にブーメランを勧めてみるとかしてキャラ立て。意図せず空手(マーシャルアーツ)とブーメランを組み合わせた格闘技刑事という、どこかで聞いたキャラクターができあがり、ネタがヒットしたキーパーと僕がやたら受けていたのは内緒。
もうお一方は、忍び歩き、隠れるや変装などのスニーキングなタイプを望まれたので、セッション中はことあるごとに行動する機会を刺激する方向をとりました。調査先で神主さんを脅迫に出てしまったり、電話内容を盗み聞きしようとしたり、垣間見えるあくどさがなかなかいい味。
もう一人のプレイヤーである2回のSさんも、調査の途中経過をホワイトボードに書き出すこなど、新人さんの状況把握容易にするアシスト。うちも状況説明、予想の述べ立て、フォローを行いつつ、少し引っかき回しておりました。これが自由度の高いセッションが特徴のマスタリングとうまく噛み合ったらしく、プレイヤーのお二方にはそれなりに楽しんでもらえた模様。
仕事した感もありましたが、それもまたこの時期の楽しみです。
2部
3回生Uさんによる旧版ソードワールド。
昔のビーローズリプレイ『精霊の大地』(だと思う、記憶からほとんど消えているから定かではないけど)を再構築したネタ。奇妙な村に迷い込んだPCたちは、そこで大司教を選ぶ占拠に巻き込まれ、両陣営から古びた神殿の調査に向かう依頼を受けるが・・・。みたいな話。
NPCの言動がことごとく意味不明で、誰一人として信頼できないので強行突破。
GM氏の思考が悪い意味でだだ漏れしすぎているように感じてしまいまして、ほめるのもけなすのも難しい内容でした。4時間程度の予定が、2時間かからず終了したという事実から、ご推察くださいませ。
そうそう、こういうのはライトファンタジーとはいわんよ!
3部
自分がGMでDungeon World。
Apocalypse Worldのフレームワークを使って構築されたD&Dであり、現在進行形でデザインされつつある期待の一作です。今回は3月6日版を使用。クラス以外は最低限のサマリーしか準備できていない状態でした。
来週に向けてのシステムテストをお願いして、3人にご協力いただきました。感謝。
シナリオは以前にOSHのテストで用いたオーク退治もの。
オーク族長のハンマーでレンジャーPCが死亡。だから、二刀流に拘らず、弓を買っておけとあれほど・・・。
2時間程度でルールの作用を確認することに主眼を置いたため、セッションとしての盛り上がりは今ひとつか。Apocalypse World以上にレベルアップによる強化が利いてくるので、必要以上にムーヴ使いまくりになるのがちょっと気になったものの、完成度は十分。
一部記述に前バージョンの残骸が混入しており、実投入は少し様子見かな?
次「社長で顔カードがスパイ->一歩目ネクラ2ダメージ即死->復活チェックを降り続ける日々」の、割りに淡々と進む定番を1ゲーム。
それから昼までお話タイム。
比較的踏み込んだお話ができて満足。お疲れ様でした。