断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

9/26の覚え書き

 金曜あたりから妙にだるくて、作業進まず。
 それでも例会に顔を出すあたりが、ダメなところです。


・1部
 IさんがGMでナイトウィザードの1st。
 HP/MP倍増&プラーナ増強措置をとりバランス調整がなされていました。
 シナリオは、PC1の幼馴染みが魔王の転生体というスタンダード感溢れる、比較的シンプルな代物。PC4までは基礎設定が決まっており、利害が相反する作りでした。PC4を遊んでいたのですが、自己犠牲によって状況を改善できる可能性の高い立場でした。その情報は最初に自分で得たため、すぐさま他PCにぶっちゃけるという台無しモードを発動。自己演出すればセッションを盛り上げることも可能なのでしょうが、その辺は淡泊に振る舞ってしまい、どうにもいけません。
 そのほかにも悪い癖が色々出ました。例えばオープニングでGMが出会いを演出しようとしたNPCからさっさと情報を引き出して、その情報をもたらすはずだったPC3の立場を奪ったり。状況改善のためには何らかの犠牲が必要、となり、3つの選択肢が出たところで、確実に犠牲は出るがリスクは最小となる道を選ぼうとしたり。
 結局は、リスクは大きいがPC関係の犠牲は最小で済む可能性がある道をパーティは選択するわけですが、内心はびくびくものでした。というのも、とった方法は異界に飛び込むことだったのですが、何せその先に待っている脅威(交渉する相手の嗜好、倒すべき敵の強さ)についてなんの指針も得ることが出来なかったからです。NWにはよくあることですが、世界の危機である以上、バンザイ特攻は無責任極まりないのではないかなと。
 メタ的には、GMがそういった道を提示した以上、「バランスがとられている」ことに期待して問題はないはずです。世界観やゲームの方向性から言っても、冷徹な犠牲による解決よりも無謀な猪突猛進がよりよい解決をもたらす、のは何も間違っていないからです。頭じゃ分かっているのです。
 原因として考えられるのは二つ。
 一つ目は、自分が現役で遊んでいた頃は、情報不足のまま突っ込んだら殺されても文句は言えない、そんな雰囲気のセッションが多かったこと。もう一つは、端的に言って、自らのモチベーション形成に失敗したって事かと思われます。問題は自分の側にあるんですよね、結局のところ。
 セッションとしては盛り上がった点も多く、楽しかっただけに、時折感じるこういった「ずれ」をどう埋めていくのかが課題だなと思ってます。


・2部
 HさんのGMで、幕末霊異伝。戦国ではなく、MI・BU・ROの方です。
 合宿でこのシステムを使う予定があるそうで、感触を確かめるためのお試しセッションとのこと。
 流れは、新撰組の隊士が惨殺され、手口からとある道場の主が疑われるが・・・という感じ。
 武州の農民出身で、頭に血が上ると手の付けられなくなる粗暴な新撰組隊士を作成。怒ってなくても、言動は常に剣呑であり、他プレイヤーの反応を楽しんでおりました。GMもプレイヤーも比較的手慣れた人が多かったため、暴走しても止めてくれるだろうとの甘えたプレイスタイル。一度、10人相手に啖呵を切って、殺されかけたのは内緒。
 まあ、最終戦闘で、がんばってはみたものの討ち死にしましたが!
 ボスの生命力が少し多めに設定されていたため、切っても死なないどころか回復するという恐怖のシステムを体感。こっちは斬り掛かられたら、ほぼ一撃で即死します。デッドリー過ぎる上に、剣士には単調で選択肢がほとんど無いと感じたため、今ひとつ好きになれないシステムでした。僅かな技能の差が、圧倒的な格差をもたらす感覚や、切られたら本当に即死するあたり、再現度は高いと言えるのでしょうが・・・。


・3部
 11人ロックはひどいよね・・・。
 ちょっとだべって早めに退散。