断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

自分の無知さ

 自戒として。
 以前、Seven Leaguesというおとぎ話RPGについてちらっと書きましたが、キャンペーン終わったらやってみる気になってルールリファレンスを作り始めました。で、タイトルのSeven Leaguesの意味をてっきり、「七つの盟約」とかと思ってたのですよ。アメコミのジャスティス・リーグとかその辺からの安易な連想で。
 でもぐぐるとトップにくるのは、西欧のおとぎ話によく見られる「一歩で7リーグ」進める靴の話。
http://en.wikipedia.org/wiki/Seven-league_boots
 1リーグは3マイル。あーそういえばそんな単位があったなとようやく思い出しました。


 少しまじめに調べたところSeven Leaguesという記述は、シェイクスピアの「夏の夜の夢」にて登場するようです。
 ライサンダーとハーミアが駆け落ちする際に、アセンズから7リーグ離れた田舎に住んでいる叔母を頼る、という意味合いの台詞があるとか。手元にある翻訳版では「八、九里離れた田舎に〜」となっておりました。
 この7リーグの途中には妖精たちの住まう森があるわけで、それも含めてのタイトルなのでしょう。


 基本的に教養の無い人間なので、こういった思い込みが多そうです。
 書き飛ばしweblogであっても最低限の注意は払うべきだなと反省する次第。
 「Revenge is a dish best served cold.」を古いクリンゴンの諺*1と間違って記憶するとか、平気でやっちゃう人間なので。
 #実際の由来は↓のHistory of revengeの下の方参照
http://en.wikipedia.org/wiki/Revenge

*1:キル・ビルvol.1冒頭のネタ