9/15の覚え書き
なかなか秋になりきらない日。
1部
1回Kさんのソードワールド2.0。
新婚ドワーフ夫婦の夫が行方知れずに。妻から依頼を受けたPCたちは、夫の仕事場であった森の探索を開始する。そんな中、拠点となる村にも暗雲が訪れようとしていた・・・。
そんな感じの「人狼」インスパイアなシナリオでした。
GMの思惑は、村人たちが一人ずつ殺されていく中、PCたちが必死の調査を敢行するという展開だったようですが、実際には2日目で解決。犠牲者は、時系列的にシナリオ開始前に既に死亡していた2人にとどまりました。
プレイヤーは若手4人にOB2人。
うちとNさんは、すれたTRPGerにありがちな小狡い作戦や怪しげな言動を漏らしつつ、その度に「まて、このPCはもっとキラキラした物体だ!」とツッコミ合う繰り返しギャグ・プレイ。
事件の発生が遅すぎたため、PCたちはすることなくなってしまったあたりが、終了後の注意点。折角、事件に関わる村人を10人以上リストアップしながら、怪しげな動きをするのが1人だけというのももったいない。
Kさんは準備を詰めてやるより、セッション出たとこ勝負タイプである模様。
PCの、そしてプレイヤーの反応を引き出すための、ボールを投げかけることが特に肝要ですよ、という話を終了後少し。
2部
Fiascoのプレイセット・ペントハウス。
アラブの王族が、大都市の摩天楼(今回のモデルはニューヨーク)で最も高いビルの最上階を購入し、夜ごとパーティを開く。そこには、彼とその財産目当て、あるいは自らを売り込むために群がる、セレブ、詐欺師、(自称)芸術家などの、怪しげな人々が集うのだった。しかし、そんな饗宴も今夜を最後に変貌する・・・。
そういった内容のプレイセットであります。
FiascoはGMレスなので、今回のプレイヤーは私を含めて4人。
サディスティックな若き大富豪、高級売春宿で見出されたその女性ボディーガード、彼女と双子で瓜二つのヤクの売人(ただしこちらは男)、そいつに薬を横流しする警察官(大富豪に妹を弄ばれ復讐と社会正義を求める)。
そんな4人の関係が形成されました。
セッションは、月に一度大富豪が催す「奴隷市」から始まり、ボディガードPCの昔の恋人が商品として登場したり、爆弾を呑み込んだ女がテロを行ったりしつつ、その隙に他PCが大富豪を追い詰める策を練る展開。
ティルトで、一連の事件の黒幕が発覚、同時に売人PCの持ち込んだ新型麻薬が人間を化け物に変える危険物であったと発覚。
そこからはモンスター・パニックムービーに、一匙の悪趣味さを加えつつ、結末へとなだれ込んでいきました。
このハイテンションな無茶展開は、2時間程度にセッションを圧縮しているからこそ成り立つのだと、いつも思います。
今回、自分以外のプレイヤーは1回が2名、2回が1名。
みんなFiascoは初プレイだったので、最初は自分がガイド的に引っ張る展開となりました。
一風変わったプレイスタイルのゲームですが、伏線を生かしながら辻褄合わせをしたり、他プレイヤーの望むことを聞きつつ自分が望む展開とすりあわせたり、PCに厳しい決断を突きつけたり、といった普段のTRPGでも生かせる手法が満載です。
また、各参加者が舵取りをリレーすることで育まれる他プレイヤーへの信頼感、シールドを下げるプレイ・スタイルの楽しみを、少しでも体感していただければ幸いとの思いあり。
公式例会では遊べる機会が少ないのですが、Lady Blackbird同様、今後も折を見て投入していきたいところです。
3部
他卓待ちで、くにとりっ!を3試合。自分は初プレイでした。
ドミニオン・クローンだけど、布陣と合戦ルールとった追加要素がなかなかに面白い。
その後、定番ゲームを2試合。
一歩目で左隣のキル対象が頓死、その後終了まで戻って来ないとかマジ勘弁。
2試合目も世知辛い宇宙でありました。