断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

7/30の覚え書き

 開始前に、てんちょうさんから「シノビガミ 怪」「ハンターズ・ムーン 3」「アリアンロッド2E 1〜2(自前はあるのでサークル寄贈用)」の4冊を購入。
 この日は1部のみで帰宅しました。

1部

 3回Uさんのストームブリンガー(旧版)。
 といっても新王国ではなく、GMが大好きという、ファーレントゥーガの世界観を用いたセッションでした。
 PCたちは南方の島の土着民。恵み豊かでゆったりと時間の流れる南国とはほど遠い、密林が広がる自然の厳しい環境とのことでした。
 数十年前から大陸に根を張る王朝に支配を受け、十数年前大規模な反乱を起こすも敗れたという設定。


 GMに手渡されたPC設定はこんな感じで、隠し要素は無し。
 PC1:前の反乱を知らない青年。魔剣を拾う。
    先の反乱で死亡した島の英雄である魔術師の娘と婚約。
 PC2:現族長の息子。PC1より少し年上。
 PC3:前の反乱時に活躍した初老の戦士。
    PC1と婚約している娘の養父。
 PC4:土着信仰の司祭。


 再利用もひょっとしたらあり得るので、内容は割愛します。
 キャラ毎の個別オープニングのはずが、そこから継ぎ目無く本編に突入してしまったため、積極的関与をしなかった一部PCが取り残される事態が発生。さらに、ハンドアウト設定と個別オープニングを用いているのに、一部キャラの動機付けが薄いままだったのはよろしからず。
 GMが上を向いて開いたプレイヤーの口にイベントを投下することはあまりない、最初のシチュエーションをPCが膨らませていくタイプのシナリオだったようです。そのため、プレイヤーが自分でシーンを作り食っていかなければ、活躍しにくいという古典的構造。自分は自活が危うい回生のサポートに回ってましたが、僕自身がしゃべくりマシーンなので、果たしてどれだけ貢献できたかは疑問です。おかげでPC4のプレイヤー氏には大いに割を食わせてしまいました。
 ストームブリンガー旧版は、PCの命が安すぎるシステムです。が、1回2回のプレイヤーに対してGMからは特段説明無く。何となく参加者間で了承取ったつもりになりになっていたため、僕も何も言いませんでしたが、オープニングの戦闘からいきなりデッドリー極まりない様相を呈しました。
 ウォーハンマーなどでもそうですが、この手の死亡率の高い戦闘システムが搭載されたルールは、「戦闘は極力避けろ」「それでも戦闘が避け得ないなら、精一杯準備しろ」と暗に要求していると僕は解釈しています。それもあって、自分は出来る限り戦闘を回避する方針で動きました。その福次効果として、口先で事態をほぼ思いのままに掌握しかけたので、戦闘を行う判断は全て若い回生に委ねる方向を取りました。
 結果、なし崩し的に戦闘が始まり、そこで発生した事故が、ちょっと悲劇的な最後に繋がる感じに。それはそれで面白いんだけど、GMも「死んで学べ」方針はほどほどにしないと、ついてこられない人もいるよという印象を抱いた次第です。

2部

 21時頃から、アリアンロッド2Eの付属シナリオが行われましたが、PC6人は多すぎると感じたのと、体調を調整したい気分だったので帰宅。