断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

11/13&14の覚え書き

 キャンペーンがメンバーの都合あわせで日曜昼に順延。
 ・・・のはずが、今回スポットライトのあたる予定だったプレイヤーが欠席という事態が発生してしまいました。
 拘束時間がどうしても長くなるTRPGの泣き所ですなあ。

11/13の1部

 自分がGMでDon't Rest Your Head。キャンペーン移動の穴埋めです。
 前日に知らせてもらった面子が、1回生、1回生、2回生、というフレッシュ(のわりには爛れすぎている2回生だがw)な構成だったため、システム選定に時間を食ってしまいました。セッションを打つのが決まったのは一週間前だったこともあり、準備不足に拍車をかけることに。
 独自設定のサイバー妖精郷に取り替え子されてきた子供たちを遊んでもらう予定で、土曜に日付が変わる頃までは作っていたのですが、ネタ的に自己満足が過ぎると判断して破棄。
 公式設定を用いて、蝋の王の娘にフォーカスしたバックストーリーを組み上げました。


 当日に欠席が出て、最終的な顔ぶれは1回生、2回生、OBに。
 好きなようにPCを作ってもらったところ「偏執狂で同僚に裏切られた会社員」「無残な銃殺体が襲いかかってくると思い込むモルグ職員」「ギャングから大金を持ち逃げするも、その際に親友が打たれ半身不随になったストリート・チルドレン」の3人に。
 オープニングをやったところ、会社員PCはいきなりこめかみを自ら打ち抜いて自殺。PCたちの設定をやんわり連動させたところ、大都会とは思えない治安の街が構成されていきます。
 浮浪少年PCのプレイヤー氏が連呼するには「アメリカで普通ですよ」とのこと。「ねーよ」と総ツッコミ食らってましたが。


 さて、右往左往しながらも、蝋の王から願いと引き替えに娘を連れ戻す約束をしたPCたち。
 ここまでほぼアドリブだったので、ようやく本編かと思いきや、直後に全力で線路を踏み外すことになります。
 追跡中に襲撃を受け浮浪少年のテレポートで逃げるに至ったわけですが、このコンフリクトで苦痛ダイスが支配をとります。そのため、「相手の持つ白刃が閃き、(浮浪少年PCの所持する、ギャングから強奪した現金でみっちりの)カバンがたたき落とされる」という顛末を告げたところ、不良少年PCのプレイヤー氏が間髪入れず「じゃあ会社員PCの手を離して、カバンを回収します。当然じゃないですか!」と宣言。
 見捨てられたと判断した会社員PCは、二度と合流を試みようとはしませんでした。
 その上、モルグ職員PCが、バザーでギャンブルをふっかけて、負けたら掛け金を手放さないまま逃走。マッド・シティの官僚的警察機構から睨まれるわ、バザーの情報は利用できなくなるはで、身動きが取りにくくなってしまいます。


 結局、その後二度とPCたちは合流出来ませんでした。
 GMはこの時点で準備したプロットを投げ捨てて、PCたちがその後どのようにしてマッド・シティから逃れるかというところに焦点を絞り、完全アドリブでセッションを運用します。
 何とか現実に戻れたものの性転換&全ての快楽を受容する感覚が壊れたもの1名、不眠症の原因を解決できなかったため生ける屍がアパートのドアを叩くもの1名、それに同行し油をまいてゾンビごとアパートを半焼させる&親友を悪夢に食らわれたもの1名、と散々な終わり方でした。
 後ろの二人に至っては、残された放火&不審な焼死体により犯罪容疑者として追われる身になり、マッド・シティに戻ることを余儀なくされる有様。


 GMはゲラゲラ笑い通しだったけど、プレイヤー諸氏、特に1回生のMさんには悪いことをしたと反省することしきりです。ごめんね・・・。


 その後は、風邪っぽいのでいったん帰宅。寝て休み、翌日に備えます。
 2部のシャドウラン2nd単発セッション、出たかったなあ・・・。

11/14の昼

 ベルファール・キャンペーンの第3回。
 前回の学園カーストへの反抗げ原因で、当局に捕らえられたPCたち。
 脱出するには「反省の部屋」で過ごさねばならない。
 そこで待っていたのは・・・え、博打?
 GMとのリアル賭け事を行い、ある程度のチップを蓄積できれば「反省した」と見なされ、釈放されるという謎システムでありました。理屈は僕に聞かないで下さい。
 相も変わらず世界のあちこちが発狂しているとしか思えない容体で、異世界体験という意味では面白いのですが・・・散漫すぎて確固たる土台が無いのはかなり気にかかります。


 いろいろとツッコミどころがあるのですが、どこから手をつけていいのやら。
 特に名前も元ネタまんまのNPCが出てくる(ただし外見のみで人格は概ね破綻)ギャグ成分と、異世界人の人肉食絡みのグロ成分、モラルハザードきわまった社会成分のギャップは強烈です。
 PCとして、クローン実験体の死体から頬肉を切り取り、薄くスライスしてバター焼きにする日が来るとは、予想だにしてませんでしたよ。げふ。


 そして、展開が全く読めないまま次回へ。
 次から異世界編の予定らしいのですが、あと2回でどうまとめるのか興味が尽きません。