断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

ろーずとノルウェー

 周回遅れですが、新ローズ・トゥ・ロードは、かの言葉遊びシステムな方で確定したみたいですね。
 もし、マンガに載っていたJGCのときから畳返し的な大変革でも起きていない限り、地雷確定なんてレベルじゃなくて、ピンを抜いたパイナップルとしか思えないわけですが・・・それでもユルセルーム大好きだから買いますよ! 天変地異が起こらないとも限らない訳ですし。
 ひとしきり嘆いたところで、紹介文からそれ以外の特徴を拾い上げてみましょう。

今までにないシステムと、さらにはゲームマスターがいなくてもプレイ可能という点も画期的ないままでにないTRPGです。
旅先で出会う風景や生き物、課題などを、表から求めてつむぎ出される予想外の物語。

 ふむふむ、GMレスでも遊べるのを一つの売りにしているわけですね。
 海外インディ系では既に様々な試みがなされた分野ですが、国産だと珍しいのではないでしょうか?
 この説明を読む限り、表を複数回振ってランダムイベントを起こし、みんなで解いていくことで話を展開させる感じなのかなあ。これだけ聞くと、シナリオ・ランダム作成チャートとの差異がさほど無い気がするので、新鮮みに欠ける印象ですが、きっと隠し球があるのだと信じます・・・。


 インディ系のGMレスRPGは、これまでにもいくつか扱ってきたので、繰り返しはしません。
 最近興味をかき立てられる中では、Nørwegian Styleに投稿されているRPGの多くがGMレスで、かつフリーです。
 その名の通り、ノルウェーのRPGを英訳するサイトであり、いくつかのルールをまとめた英語版の本も出版されているようです。
 例えば、大西洋のリゾート島に遊びに来た人々と在住の者たちが、不思議な出来事と嵐に巻き込まれる中で、島が徐々に沈んでいくというUntil We Sinkとか、面白そうなセッティングだとおもいません?