インディ系ゲームの奇妙な世界
Weirdo Indies(Story Games)
一風どころじゃない変わり種のゲームがあげられており、概要だけでも満腹になれます。
中でもフィンランドで2007年に出たRPG、Tähtiのインパクトが尋常ではありません。
大企業に支配された近未来のディストピアを舞台として、PCは全員ミュータントで毛沢東主義のガール・ロック・バンドとして活動するという代物だそうです。PCの行動は、デート、学校、両親、リハーサル、ファン、演奏、マネージャー、有名人などに関わるものとされており、フォーチュン・クッキーの解釈に基づいた解決処理を行うとか。
あ、もちろん英語版なぞ存在しません。
サークルに出席した際、パラノイアを愛する方に紹介してみたのですが「すげー興味ありますが、さすがにフィンランド語は・・・」とのこと。世界で最も難しい言語の一つという話も聞きますからねえ。
どういったセッションになるのか全く想像できないのですが、設定のインパクトがずば抜けており、誰の得にもならないとわかりつつも取り上げてみました。ソ連と戦い抜いた血はやはり尋常ではないのでしょうか。