断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

3/28,29の覚え書き

 土日で、新歓に備えてりゅうたまを実際に運用してみるセッションと、突然来られたUさんへの接待セッションの2回GMをしました。
 今週末は新歓一本目でりゅうたまをやる予定なので、体調を整えてシナリオ作成をしないと・・・。


・1部
 新二回生となるNさんのGMでクトゥルフ
 新歓の共通シナリオをテストとして打たれたものでした。共通シナリオとは、なにかと負担の多い新歓期に複数人で一つのシナリオを作り上げ、同じ日時にセッションを設けるというものです。負担の軽減、シナリオ作成のこつを伝える、別卓に入った新入会員さん同士であっても共通の話題がもてる、などから考案されたものだとか。今回は骨格だけ共通にして、詳細はそれぞれで作るという形だったそうです。
 Nさんは普段ファンタジーものをGMしており、現代物の経験は少ない模様。シナリオの出来の確認と、慣れてもらうというのが目的です。
 プレイヤーは3人で、私以外の二人は一緒にシナリオを作った、つまり共通シナリオの別GM二人でした。というわけで、新一回生プレイヤーのロールプレイ的なものを途中までやってました。
 やった感じ、現代ホラーものの文法がまだつかみ切れていない印象をもちました。最後は派手な展開になりましたし、それはそれで面白いとは思います。とはいえ雰囲気の造成や、現代物として必要なディテールの形成がまだ追っついてません。
 シナリオ自体を作り直されるみたいですし、まだ二週間ありますので、まだまだ良くできると思いますよ。
 がんばって!


・2部
 自分がGMでりゅうたま
 今週末の新歓一本目で使う予定のシステムだったのですが、実際に運用した事がなかったので、ぎりぎりのお試しセッション。
 氷の魔女が支配し、百年間冬の続く土地を旅していただきました。
 キャラメイク時、買い物で思いの外時間をとり、プレイヤーが3人だったにもかかわらず2時間近くを費やすこととなりました。ここは今週末注意すべき点だと心にメモ。
 シナリオ紹介時は、ライトな旅ファンタジーと言いましたが、個人的には童話的ファンタジーを目指しました。不思議に溢れ、柔らかな暖かさと、切り裂くような冷酷さの同居する世界を。
 ベースの素材は、「雪の女王」とか「森は生きている」とかそのあたりから。
 最初に空白のある歌を提示し、埋めてもらうことで、敵となる魔女の乗り物、武器、そして春をもたらす方法をプレイヤー側に提示してもらい、アドリブで描写に反映するという方法をとりました。効果のほどは不明ですが、プレイヤーがセッションに関与したという感覚を少しは強める効果があるかもしれません。
 なお、歌の歌詞はWithin TemptationのIce Queenを抄訳して補足したものでした。まんまですな。

 モグラの王国とか、太鼓の音響く夏の大釜とか、深淵とかじゃあまり顔を見せなさそうな要素をちりばめてみたりしましたが、血のソースを凍り付いた食事にかけて食するのを楽しむ氷の女王で、「深淵でやれ!」な罵倒が外野から・・・。えー、昔話にも普通に残酷な魔女とか出てくるじゃないですか。そんなこと言ってたら、おばあさんを狸汁にするかちかち山の立場は・・・。とか突っ込んだら、「だったらライトファンタジーとかを惹き文句にしちゃだめですよ」ともっともなツッコミをいただきました。
 セッション時間は2時間40分。
 楽しんでもらえていたらいいなあ。


・3部
 ロックを2ゲーム。
 両方とも強いキャラで、味方も心強かったのですが、思いがけない事故で共に敗北。2ゲーム目はリンカと説得でEvilが一人もいなくなるという珍事をみました。


・4部(?)
 3時間ほど睡眠をとり、昼から自分がGMのセッション。
 やっぱり眠くて栄養ドリンクでブーストいたしました。
 Uさん接待の深淵で、先月やったシナリオの再利用でした。
 プレイヤー側への制御をほとんど行なわなかったため、間延びした感じになったのが大きな反省点。
 また、いろいろ自分の悪いクセが表出しているシナリオなので、改めて駄目だなあと実感いたしました。
 主賓にはそこそこ楽しんでいただけたようなので、それが救いと言えましょう。