断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

11/22の覚え書き

 一足先に年末の忙しさが振ってきたような状況です。
 とはいえ、忙しさを言い訳にしてサボり出すと際限が無くなるので、ねじまき直しっと・・・。


・1部
 Wさんのギア・アンティークに参加。
 PC1である少年とその妹に降りかかった災難に、PC1と親しいPC4とそれぞれ思惑のあるPC3(ヴァルモン軍人)、PC4(ユーレンブルグ第二法教会の密使)が助けるような話・・・だったのかな。
 マーカムという都市の近くにある街という設定だったので、プレイヤーたちの独断と偏見により名前はアーカムになりました。駅についてすぐ、「タクシーで大学か雑貨屋へ!」と「アーカムホラー(昔の版)」ネタで遊んでいたり。
 全体的には、んー、ネガティブなことを書き連ねても意味がないので最小限で。
 私はRPGのGMに正道はないと考えております。たとえお約束のネタシナリオであれ、一本道シナリオであれ、プレイヤーの興味を引きつけてどのような形であれ楽しませることができれば、正解になりうると思うからです。
 技術論的なものは確かに存在しますが、それにこだわって頭で考えすぎると足元をすくわれかねません。「理屈はどうあれ、面白いものは面白い」ものがこの世の中にはいくつも存在するからです。
 ただ、共通のベースとするための技術は確かに存在しており、そこを外してしまうと辛い部分があるのだなと実感するセッションでした。感想の時、若干きつめに言ってしまい、老害の小言と化していたのではないかという不安も抱きつつ・・・。


・2部
 Hさんの三国志演技に参加。
 エンブリオマシンのRPGじゃないセッションも行われていたのですが、1部の未消化感から「RPGがしたいです・・・」と口走ってしまい、5人目の参加となりました。Yさんごめんなさい!
 内容は、曹操の父親が殺されたことをきっかけに曹軍に攻め込まれる徐州を守る立場に立つPCたち、といった構図でした。PC1とPC2が重要なポジションだったため、PC5(女傑)は気楽な立場でしたが、中盤からPCの野心の炎が燃え上がり様々な仕掛けをなして行くあたりが非常に面白かったですね。
 PCは全員GMから初期設定を渡されていたため、中途で他のPCに腹を割って話しているつもりだったんだけど、まだ秘密設定があるんじゃないかと疑われ、それが他PCの敗北に繋がった感じなのが反省点。英雄を愛でて楽しむような女傑であり、やたら大物ぶった振る舞いだったので、プレイヤーは楽しかったけど怪しげすぎたかもしれません。「なるほど、確かに劉備どのと彼の義兄弟には底知れぬ魅力がある。それは認めましょう。しかし、彼らはいわば昇り始めた太陽。私が興味を抱くのは、黎明の中にほのかな輝きを放つ次なる光、すなわちあなた方(PC1と2)なのですよ」とか、口から出任せがべーらべら。


・3部
 チケット・トゥ・ライドのヨーロッパ版で2位。
 初プレイでしたが、前回遊んだアメリカ版より好みかも。
 あとはSさんが持ってこられた勤勉ドワーフとサボり屋ドワーフが金を掘るカードゲームを数回。トリックスター的に振る舞って場をかき回していましたが、ゲームとしては微妙な線かも。