断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

深淵CONレポートの続き(本編後半)

 ネタバレは支障が出ない程度のつもりですが、一応たたんでおきます。

 さて、不吉な森に入ったところで、PC3(つまり私のPC)の娘の体調が急激に悪化。一方、PC1である踊り子は記憶が徐々に蘇ってきて、PC2の妹との関係が示唆されます。ここでNPCであるPC3の娘の体調悪化を切り抜けるために、PC全員が協力する機会を得ることとなりました。劇的な変化こそ起きませんでしたが、PC間の関係はこのイベントでほぼ確定した感じです。結果的に一時しのぎとはいえ、娘は救われ街へと歩みを進めることとなります。
 そして、街に着いた時点での夢歩き。この時点で、おそらくPC間であるものを巡って利害が対立すると読んだので、自分のPCのスタンスを確定しようと思い、わざと不吉なカードを選んで大失敗を購入してみます。選んだ第二の運命もそういう流れだったので、果たして希望はあるのか確認したいという気分もありました。そして不吉な夢と共に娘NPCの体調はさらに悪化します。
 癒しの技を持つという魔道師に会い、真相を知った後はゲームマスターからPC間でどういった結末にしたいのか決めるよう言われます。ここまで完全にプレイヤーに投げかけるのは自分がGMしているときはやったことがなかったので、新鮮な面白さがありました。ここで最後にかき回すか、それとも先の流れに従うか迷いもありましたが、カードで望む流れを提示したのは自分なので後者を取りました。1時間弱色々と話し合って、結末は作られました。奇妙な味わいのあるラストで、これはこれで面白いのではないかと思います。


 ネタバレも考えると、後半はどう書けばいいのか迷い、かなりの省略を行ってしまいました。
 自分としては、参加した目的を果たせたし得るものも多かったので良いのですが、もうちょっと積極的に暴れる立場だったのかもしれないなとも反省しています。ともあれ、みはいる(id:mihairu)さんとプレイヤーの方々には感謝です。今後、この経験を生かしてサークルの方でシナリオを打っていき、もし次の機会があればゲームマスターができればいいなと考えております。