断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

9/22の覚え書き

 この日は1.5部の日と称し、普段は2部(夜の部)に打たれることが多い長めのシナリオを、1部から夕食を挟んでぶっ通しで遊ぼうという企画が実施されました。
 終電という制限によって、2部の長いシナリオになかなか参加できない方々にも、GMの味がより煮出される時間的制約の弱いセッションを遊んでもらおうという思いは、大いに賛同するところ。
 ところがどっこい、4卓中2卓は・・・。

1部

 4回UさんGMによる三国志演技。
 中世ヨーロッパ風世界を舞台にした、戦記物でした。
 15年前、帝国に蹂躙された王国。その中で命を落としたと思われていた王子(PC1)は、逃げ延びた将軍の一人が密かに育て上げていた。彼は帝国の圧政に苦しむ民草の願いを背負い、今や立ち上がろうとしている。彼と共に歩みを進めるのは、民の苦しみを緩和しようとして皇帝に罷免・投獄された元大臣(PC2)、そして王子と共に育った間諜の青年(PC2、戦死した武闘派将軍の子供)。彼らは帝国支配を覆すことができるのだろうか?
 みたいな導入。


 置かれた状況は厳しいものであり、かつPCの思惑が、必ずしも一致していないのがミソ。
 僕の担当したPC3は、王子PCをひたすら支えていく方向性で進みました。
 回生バランス上新人さんが必然的にPC1となったのですが、GMの持ち味である「交渉ごとは基本ロールプレイで処理、状況がシビアなので相手NPCはプレイヤーの台詞や態度で次第で簡単に激高する」というスタイルが、少し厳しすぎた感あり。
 私は仕切るより、自主性に任せるスタンスなので、ヒントは出しつつ最終的な結論は王子PCのプレイヤーに委ね進めました。
 PC2は、立場上他PCと利害対立を内包しているので、同様にPC1の意志決定にはそこまで関与せず。
 結果的に、中盤の山場に準備されていた、新人さん相手には荷が重いNPCの説得が、そのまま戦闘へとなだれ込み、PC1とPC3が死亡したためそのままセッション終了となりました。


 なお、隣のクトゥルフ卓も、PCの一人が2%の確立で発生する呪文の代償ロールとやらに、初回振りで失敗してしまい、セッション続行不可能に陥ったそうです。
 そんなわけで、この2卓は通常の1部時間に収まる長さのセッションに留まりました。
 残りの2卓、ソードワールド2.0とパスファインダーは、長時間セッションが無事執り行われた模様。後者は、終電時間を余裕でオーバーしてましたが!

2部

 時間調整のために、シャドウハンターを何試合か。
 SW2卓と合流後、シナリオとケイオス・イン・ジ・オールドワールドに分離。
 ケイオスは、先週購入したスケイブン拡張パックを導入。
 人数の都合上、アドバイザー兼カードの英語チェック係として横についてました。行われたのは、初プレイの方2人を含む5プレイヤーでのプレイ。
 実プレイできていないので感想は控えますが、元の混沌四大神も「混沌カード」と「強化カード」が一新され、新鮮な感覚で遊べます。バランスは、ぱっと見たところでは、全体を強くすることで取っていく方向性かと。
 ただ、追加分のエキスパート用オールドワールドカードを使用しなかったためか、ゲームの終了条件(の1つ)である5箇所が汚染によって壊滅するのに要したのは僅か5ターン。7ターンを待たずにゲーム終了となりました。次回は、プレイヤーの一人として参加したいところです。