断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

6/18の覚え書き

 体温調整機能が故障気味なのか、冷や汗が止まらなくなったので2部終了で帰宅。
 ぐってり。

1部

 2回Kさんのパラブラ・キャンペーン第4回。
 生命の樹降臨->ナパーム弾投下という衝撃の展開直後。
 悪魔寄生体の存在は隠せないかと思いきや、DUSTの大規模情報操作で何となくうやむやに。
 そんな中、焦点が当たったのは、祭りの一件で再度寄生された探偵PCの事務所に転がり込んでいた、元ドミニオンの実験体である少女。PCの意志によりDUSTからは隠匿していましたが、支部長に露見してしまいます。探偵PCには彼女を連れて街を脱出するまでの意志はなく、支部長自身が語った過去話もあり、少し信頼してみることとなりました。


 それからしばらくして、運転手PCの妹、高校生PCのチームメイトである「金属バットの山田」など、これまで関係していたNPCの様子が、祭り以降おかしいことが発覚します。ぶっちゃけ、どう見たって悪魔憑きになっているわけですね。
 その上、時計台に集まり、帰りが遅いとのこと。
 調査を開始したPCたちは、時計台の最上階に棲み着く初老の男と邂逅。彼に監視を付けつつ、各個に当たっていくことになります。
 その過程で高校生PCが山田と戦い敗れる(Lv4対Lv8の対決とか無理!)というハプニングはあったものの、工業高校の学生は取り押さえ、運転手PCの妹には説得が功を為します。


 そんなこんなで、運転手PCの妹を通じて初老の男と連絡をとり、時計台公園に全員集合。
 話を聞くと、男はDUSTなどが入るずっと前から悪魔憑きを狩っていたのだと答えます。生命の樹の力を利用して、街の平穏を守っていたのだと。キャンペーンの事前設定であった「この街ではずっと悪魔憑き事件が報告されていない」件の真相は、ヴィシャス/マイト関係無く、初老の男と仲間たちが発覚前に抹殺していたからゆえでありました。
 そして、第二回で得ていた「少し前にドミニオンが潜入するも行方知れずになり、配下が勝手に行動を始めていた」という話も、初老の男と強大なドミニオンが相打ちになった結果だと判明。そのドミニオンは現在街のどこかに姿を隠している模様です。


 DUSTと利害関係は一致するため、PCは全ての悪魔憑きを狩るという彼らを、多方面から説いて説得。
 彼ら曰く「力を試させてもらおう」ということで、最終戦闘に突入と相成ったのです。
 戦闘後曰く「力の源としていた生命の樹がほとんど失われて、ワシらも苦しいのだ」・・・だったらマイト同士で無駄に消耗すんなー!とプレイヤーたちから口々にツッコミが入ったことは言うまでもありません。
 そんな顛末で、PCの共通経験値がえらくバブリーになって次回へ続く。

2部

 4回YさんGMのソードワールド2.0。
 魔導機関連のギルドからの依頼で、妖精の森奥深くに住まうフェアリーテイマーの老婆に届け物をするという導入。彼女はルーンフォークの下僕と同居しており、魔導機文明時代の書物を大量に購入したのだ。だが、妖精の森にある住居には老婆の姿はなく、おろおろするルーンフォークと、ご機嫌斜めのシルフがいるのみ。自分たちの前日に森に入ったという3人組み冒険者をPCは疑うのだが・・・。という話。


 いつもながらネタの雰囲気がよい小品でした。
 PCそれぞれの個性が非常にうまく噛み合ったパーティとなったのも面白かったのですが、ほんわか話にPCの持つ金への執着が絡み過ぎた気がなきにしもあらず(笑)。
 うちのPCは少年という設定だったのですが、感想に「妖精はゴミだ、大人は汚い」と書くぐらいのレベルで随所逸脱して遊んでおりました。


 PCデータは経験点12000で作成したのですが、出揃った全員がとんがった特化型。
 うちはデリンジャー二丁拳銃のマギテック&シューターでしたが、これが一番穏健。残りは3連撃のグラップラー、防護点20のリルドラケン・ファイター、対象を任意にする特技持ちのファイアーボール砲台ソーサラー、魔力12のうさぎフェアリーテイマーという面々。
 戦闘は2ラウンドかからず圧倒する有様でした。
 キャンペーンであればガチンコPC対策に敵データを調整できるでしょうが、その場作成の単発セッションでは対応できません。高レベルを作らせても、面子によっては徹底的に研磨してくるわけでもありませんから。「(単発セッションにおける)SW2.0のバランスは3レベルまでかな」というプレイヤー感想がえらく腑に落ちる深夜でありました。