断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

10/9〜10/11の覚え書き

 連休のサークル合宿から帰ってきました。
 本腰入れて詳細に書く体力がないので、手短に。

10/9

 昼から、ブルーローズ(旧版)の2卓統一セッション。
 旧版からカードルールを除去、PCは龍三合とシュープリーム、PCがそれなりに強い立場となるようNPCデータを調整、という世界観を用いること主眼のセッティングでした。
 流れは、「両陣営から2人ずつを混ぜた2卓」->「2卓混合の統一パート」->「陣営ごとに分かれた2卓」->「2卓混合の統一パート」->「最初の構成に戻してエンディング」という塩梅。途中食事を挟みつつ、12時間ぐらいの長丁場でした。


 中国の核実験に端を発するオーパーツの暴走が、世界をバラバラに分割し、PCたちが対応していく、そんな展開。
 途中でブルーローズ・エージェントを惨殺したり、カリフォルニアの友人のUFOと戦ったり、エリア51基地に潜入したり、オランダの伯爵(銀の暁関係)をだまし討ちにしたり、紆余曲折をへつつオーパーツの意志と対峙するに至りました。
 GM同士の打ち合わせを重視した統一セッションという構成上、PCの行動結果が途中で流れを大きく変えることはできない作りでしたので、その分小ネタ重視で、結構笑わせていただきました。
 不発気味に終わったとはいえ、アイアンマン・スーツ装備のオバマ大統領(シュープリームのS級エージェント)出撃シーンなどは、なかなかに秀逸。


 うちの卓のエンディング部分は、最初期仲の悪かったPCたちが意気投合して、多国籍マフィアを殲滅に向かって終わり。
 全体として、統一パートが若干冗長(進行よりも自分の楽しみに溺れるGMとか!)だったことを除けば、ネタも雰囲気も楽しゅうございました。
 全く性質の違う両GMの特性が生かされたと思います。
 準備に二ヶ月ぐらいかけた甲斐はあったのではないでしょうか。


 終了後はボードゲーム卓が立っていましたが、翌日昼からGMでかつ前夜はあまり寝てなかったことから、さっさと寝入ってしまいました。

10/10

 6時間ほどきっちりと睡眠をとれたので、目が覚めたあとシャワーを浴びたりしつつシナリオの詰め。
 今回、状況セッティングはともかく、世界観イメージがあまり掘り起こせていなかったので、不安を感じつつセッションに臨みました。


 というわけで、昼からは自分がGMでApocalypse World。
 前回同様、見捨てられた火星コロニー設定。前回セッションの顛末から別地域で発生した話を遊んでみました。
 今回のPC構成は、オペレーター、サヴィヘッド、ブレイナー、スキナーという非暴力ばかり。
 全員Apocalypse World未経験者で、プレイヤー全体の傾向もいつもの面々とは少し異なる雰囲気となりました。


 内容は2派閥+αがもめているところに、PCたちが更に引っかき回すという、血の収穫以来の伝統的な構成でした。
 暴力系PCの不在と、ハードな荒廃した世界に不慣れな感触から、MCが慎重に事を運ぼうとしたことにより、ひどくスローな始まり方。
 中盤過ぎまでは、本当にゆっくりゆっくり進めてしまいました。
 最後の30分だけは、いつものノリに持っていったら、PCが二人ほどえらい目にあったけど気にしない!
 総合的には、少しばかり自制をかけすぎた感あり。匙加減に失敗したかも。


 そして夜の部は、OBであるMさんのナイトウィザード2nd。
 友情を重視せよ、との厳命だったので、現役時代の自分をエミュレートしてひたすら感情移入重視のロールプレイで遊んでみました。
 気安い面子だったのも大きかったかと。


 さすがに気恥ずかしくて、ところどころ、いや頻繁に茶々入れせざる得なかったあたりに、自分が歳を取ったなと実感。
 GM指定の人間関係が、かなりがんじがらめであり、常に全員が妥協できる最良の選択を模索しつつ、しゃべくりエンジンが全開でした。
 最後でへまを扱いてしまい、結末はもの悲しいものとなりましたが、充実感は高め。
 気合いを入れすぎたので消耗激しく、終了後は虚脱感に襲われました。
 たまには楽しいけど、毎回は無理だなあ、このノリ。


 ダベリながら他の卓を待って、深夜4時頃に揃い始めたので、ボードゲームを始めるか・・・といった流れの中で、度肝を抜かれる緊急事態が発生。
 幸い大事に至ることはなかったものの、緊張感から一部の人が放言丸出しの喋りから、戻れなくなっていたのが少しおかしく。
 すっかりゲームをする雰囲気ではなくなったものの、時間の空きを埋める必要はあったため、眠りに行かなかった4人で「人形使い」を遊びました。
 結果は2戦1勝。
 一戦目で、1回生のプレイヤーが偶発的に暗殺暗殺暗殺泥棒というコンボを食らってへこんだのは、さすがに罪悪感をいだきました。自分が噛んだ暗殺は、半ば狙っていたとはいえ、全段ヒットするとは思わなかったんだよ!
 二戦目は、自分が速攻で安めの建物を揃えて勝利。4人だと、カード2枚がオープンで捨てられるルールなのですが、最後の重要な2ターンの間傭兵が不在だったゆえに勝てた感じです。人数によってゲーム性が変わるところが人形使いの懐の深さでしょうか。


 そんなわけで11日の昼過ぎに帰宅。
 みなさま、おつかれさまでありました。