印象に残ったシステム 2009
今年、GMないしプレイヤーで「初めて」遊んだシステムのうち、特に印象に残ったものをあげていきます。
ルールブックだけ目を通して、実際には遊んでいない、あるいは昨年以前に遊んだことのあるシステムは除外。また、あくまでシステム内容が基準であり、面白いセッションができたから評価する、ではありません。
9月頃から、インディペンデント系システムに手を出してしまったため、そちらに偏りがちです。
Dogs in the Vineyard
テーマ、ルールの仕掛け共に目が覚める思い。2004年度のIndie RPG Awardsで圧勝しているのも納得。
Swashbucklers of the 7 Skies
魅力溢れる世界設定と記述度の高いルールの融合。キャラクター構築の自由度が素晴らしい。
AGON
協力しつつも競争を余儀なくされるスタイルと、そこから生まれる戦闘の駆け引きというアイデアがすごい。
シノビガミ
マルチゲームのエッセンスを、キャラクターと物語が引き立つ形で巧みに取り入れていると思う。
逆に、今ひとつだったのは『りゅうたま』。イラストや端々に見られる魅力的なアイデアと、比較的プレーンなルールがちぐはぐな印象です。実プレイは問題なく楽しめましたが、別にこのシステムで無くても成り立つ内容でした。