断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

4/11の覚え書き

 春の陽気を通り越し、薄着二枚でも暑いぐらいでした。
 新歓はぼちぼちな感じ、なのかな?


・1部
 二回生K君のクトゥルフに参加。
 共通シナリオとのことだったのですが、今回のは骨組み(登場するモンスターとかNPC名とか)だけ共通で、内容は各GMがアレンジメントしたとのこと。こちらの方は、PC全員が刑事というセットアップで血の無くなった死体の謎を追うという流れでした。
 なんだかんだでホラーものっぽいオチもついたのですが、新入会員希望者を対象としたシナリオとしては、少し詰め込みが足りない感があって、新歓期シナリオ作成の難しさを物語っていました。この辺、自分も盛り上げていくべくサポートを、もっと積極的にやるべきだったのではないかと反省するところもあります。
 本人が得意とするスタイルをがんがん使っていけるわけでもないのが難しいですね。


・2部
 Yさんのゲヘナ・アナスタシスに参加。
 実はゲヘナは初めてだったので、自分の勝手にイメージするファンタジーの中東的PCを作ったら、他は比較的お気軽な設定だったので、やり過ぎたかもしれないと焦ったのは内緒。
 PC4人で火力低めの構成だったためか、最初のルール確認を兼ねた戦闘で敵のゾンビがひたすら死なず、悲鳴を上げておりました。防御重視のためPCたちがダメージをくらうことも無いわけですが、とにかく敵が鉄壁のごとくで、急遽データが準備されていたPC5と6を応援に駆けつけさせる措置が執られました。
 本編は、獄に囚われた死者の魂を蘇らせるべく奪還に向かう、みたいな筋だったのですが、この虜囚となっているNPCが相当にダメな設定でして。居住している街にも壊滅の危機が迫っているのですが、初っ端戦闘の衝撃で自分たちが弱いという認識と、変態NPCの救出という気乗りがしない任務に、縁者の類がほとんどいない無頼PC揃いという設定が相まって、依頼を受けるか決定するところで既にモラル崩壊寸前の有様。プレイヤーは大笑いしつつも、調整に手間取ってしまいました。
 調査の結果、すべての元凶は件の変態NPCにあるんじゃないかという仮説が提起され、その推理に特段矛盾がなかったため頭を抱えてしまったのもこのあたりで迷った理由です。まあ、プレイヤーたちが考えたのも相当に下品な推測であり、この時点で相当に脳が腐っていたのだと思われます。とほほ。
 いろいろ見所はありましたが、GMがイベントとして準備していた人間チェスと、PCの必死さが導き出した集団自決ショーが白眉であったかと。いや、ゲヘナが恐ろしいんだか、GMがやりたい放題なのか、プレイヤーの頭がおかしいのか、それらが溶けあったケイオティックな空間が心地良く感じるぐらい、私も好き放題発言しておりました。
 面白かったけど、やっぱ9時間半は長いよ!


・3部
 だべりのみ。
 他卓の話も聞いていると、やはりこの時期はストレスが高いのか、新入会員候補がいない卓はプレイヤーパワーが爆発しているケースが多い模様。私としては面白い時期なんですが、GMによっては大変かもしれませんね。