断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

3/24の覚え書き

 まだ暖房が要る寒さの日。

1部

 自分がGMでHonor + Intrigue
 16世紀後半〜18世紀を舞台にしたスワッシュバックリング冒険活劇RPGです。三銃士とか海賊ものを遊ぶシステムです。
 今回は、死病に冒された剣士の依頼を受けて、かつての好敵手を海賊で潤うポート・ロイヤルに探しに行くという話。政治の舞台から消える直前のヘンリー・モーガンに、フィクション要素をごてごて飾り付けたネタ。
 最大の誤算は、

想定キャラメ&説明時間:3時間
想定本編プレイ時間:2〜3時間

 だったはずが、

実際のキャラメ&説明時間:3.5時間
実際の本編プレイ時間:5.5時間

 となったことでしょうか。
 いや、マジですんません・・・。


 真面目な話、ルール上PC設定がかなり詳細なものとなるため、それを拾いつつのセッション構築を指向したのが、長くなった原因です。元が2時間程度しかないシナリオ内容だったからなんだけど、丁寧にやり過ぎたかも。
 とはいえ、経歴と特徴からキャラクター像が浮かび上がるキャラクター作成システムは、やはり秀逸。Barbarians of Lemuriaのアイデアが優れていた様を再認いたしました。
 戦闘に時間がかかるのも長引く一因です。
 ルール通り遊ぶだけで、チャンチャンバラバラな戦闘が展開するのはいいのですが、選択肢が多い分、迷ってしまうので。
 いっそアクション・シーンをいくつか設定しておいて、PC設定との行動でそれらを繋いでいくぐらいのシナリオ構成にして、シーンをザクザク切った方が、スワッシュバックリングものとしての再現度は高いかもしれません。


 今回は、プレイヤーがその場の思いつき&テキトーにばらまいた布石が、最後で集約するようなセッションハンドリングを行ったため、不思議とまとまった感じに。この行き当たりばっかり感は、昔ハードボイルド探偵小説で読んだことがあるパターンだよ!、と思いましたとさ。
 途中、露見するとやばそうな事件に巻き込まれる⇒駆けつけたNPCを全殺して隠蔽を図る、という判断をPCが行ったため、危うく『サバイバル! 海賊の都からの脱出!』となるところでした。いやー、怖い怖い。