断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

11/10の覚え書き

 弱り目に祟り目週の締め。

1部

 2回Hさんのソードワールド2.0キャンペーン、第二回。
 肌色の粘菌にエルフの村が呑まれる夢を見た、植物神を奉るシューターPC。
 前回の過剰報酬で金満なPCたちは、様子見に北へと向かう。
 途中、デーモンルーラーPCが村人をぶん投げ、一色触発。シューターPCがおかんポジションで彼に頭を下げさせて事なきを得たり。そんなことをしながら、村の北に広がる遺跡地帯を探索。


 スフィンクスとなぞなぞ合戦を繰り広げ、ようやく到達した最深部には夢で見た粘菌が部屋から溢れ出さんばかりの体積詰まっていた。
 すわ、スライム状の敵との戦いか、と扉に穴を開けて隙間からのファイアボール作戦を試みるPCたち。
 が、通れる隙間が空いたところで、粘菌に激変が。
 みるみるうちに、目の前にいる人々、すなわちPCたちへと姿を変えたのであった。
 こうして自らのデータ(ただし炎が弱点)と対峙する羽目に陥るPCたちであったが、先制権を取ったことと、守り役がいないという自分たちの弱みを突くことであっさり突破。
 PCのほぼ全員が、無料のプリースト技能を付与されているからこその構成だったのですが、先制を取られてしまうとかなり脆いと推測されます。そんな課題が浮き彫りになったものの、まあ結果オーライな気楽さで進行。


 粘菌は、更に北から地下を通る細い穴を通って流れ込んでいることが判明。
 北上すると、街道をこちらに来る商人と遭遇。
 彼はかつてライダーPCと共に遺跡に潜った調査団のメンバーに瓜二つなのだが、ずっと商人として生きてきた別人と主張。
 人間そっくりに変化する粘菌を目の当たりにしたばかりのソーサラーPCは、彼の正体に疑念を抱くも確証は得られず。
 結局、彼の運んでいる商品を全て買い取り、さらに運搬役として彼を雇用するという荒技で、手元に留め置いて調査をすることになる。第一回で棚ぼた的な大金を入手した後遺症から、金の使い方についてはかなり大雑把な一団であった。


 更に進むと、別なエルフ村が押し寄せる粘菌に呑まれそうになっていたので、ランタン用油を撒いて着火。炎の帯を作って侵攻を押しとどめ、どんどん粘菌を焼いていく。
 ついでに森も焼けた。
 あまり気にせずそのまま粘菌を吐き出す遺跡まで侵攻。
 ところが、そこも先の遺跡と同様に北から延びる細い穴を通して、粘菌が注がれていると判明。
 更に北にある、第三のエルフ村へと馬を走らせるPCたち。


 村は間に合わないだろうから、遺跡に向かうべきとの意見もあったが、結果的にちょうど村が粘菌に押し潰されている最中に村へと到着。
 先と同じ処置を施し、森が更に焼けた。
 やはり緊急措置であるがゆえ、我々は気にしない。
 そして、近隣の遺跡まで粘菌の跡を追跡し、とうとう粘菌をどぶどぶと産み落とすカビの塊を発見する。
 エリアダメージを振りまく難敵3体だったのだが、グラップラーPCの剛腕にて2ラウンドで撃沈。
 短期決戦は圧倒的有利、不意を打たれたり長期戦になると脆い、という実に緊張感のある戦闘を組もうとするGM泣かせの構成である。
 街に戻ったPCたちは、寄付というなの資金援助を受けて懐を補給。
 更に、今回の冒険譚を歌にすることで、名を高める準備を整えていく。
 その裏では、ソーサラーPCが密かに持ち帰った粘菌とカビを、魔術師ギルドでの研究に提出するのだった。

2部

 4回Mさんのアルシャード・セイヴァー。
 瀬戸内海の島にある学園、孤立した世界を舞台に繰り広げられる恐るべき死のゲーム。
 再利用がありそうなので、詳細は割愛。
 ゲームの盤面に載ってもらうためには、詳細説明も大切だと痛感いたしました。