断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

9/8の覚え書き

 体調崩し気味のまま出かけていったのですが、何とか乗り切ることができました。
 涼しくなってきましたが例会では、まだクーラーが必要ですね。

1部

 1回Fさんのアリアンロッド2E。
 前村長を追放、もしくは暗殺して欲しいという依頼。金に困ったか、はたまた何も考えていない(意図的に深く考えない連中の集まりとされた)かの冒険者一行は、依頼書を受け取るが、そこには改変された痕跡。更に村に到着した彼らが目にしたのは、村人たちは貧困に喘ぎ、依頼者である現村長に抗議を行う姿だった・・・。
 そんなわけで、現村長に面会した時点で、彼が「反抗的な村人を処刑(人口300人の村にて3ヶ月で10人)したのは自分」とあっさり認めたため、『どうみてもお前が黒幕』と殴りかかる羽目に陥りまして。
 彼が他者を操る術を駆使して、村人を搾取し、邪魔な前村長を消そうとしていたという、わりと見たまんまの真相にたどり着いたのでありました。


 Fさんが初GMということで、開始時に全力サポートを誓ったプレイヤーの面々でしたが、これに引っかかって騙されたふりを続けるのはきついとの思いと、GMが自由に行動して欲しいとの指針であったため、さっさと終わらせてしまいましたよ。
 ただし、要所要所にギャグを織り交ぜ、GM設定の奇異な点も補強するなどの協力は行われたため、勢いと申しますか、瞬発力に溢れたセッションとなりました。盛り上がりましよ、ちゃんと。
 これに懲りずに次回もトライしていただければ幸いです。

2部

 自分がGMでDungeon World。
 JGCでプレイした入門用アドベンチャー「Indigo Galleon」を再プレイ。
 大嵐を避けるため、辺境の寒村に避難するPCたち一行。一過の後、彼らが目にしたのは、浜辺に乗り上げた藍色の帆をしたガレオン船。そこから帝国の元老院議員を名乗る男が現れ、PCたちは探索行に狩り出される羽目に陥るのだった・・・。
 そんな感じの導入で、それぞれの思惑を持つ3勢力と交わりながら、村人を守っていくようなシナリオであります。
 PCは、四角四面気味のパラディンと世知に長けた軟弱バードの名コンビ、金に汚い毒使いのハーフリング盗賊、外見も性格も凶暴なヒグマのプーさんを連れたレンジャー、海洋性の野生に均衡を方向けすぎたドルイド、という5人パーティ構成。
 ドルイドのプレイヤーは新人さんでしたが、半ば水没した儀式場所に突入する際、クジラに変化して自らを仲間の足場するなど、アイデアを駆使したプレイを敢行されてました。
 アクションも多く、PCは泥臭くも格好良く、なかなかに爽快なセッションになったと思います。


 DWの良い面、プレイヤーの積極性やクリエイティビティを引き出す仕組みは、うまく機能しました。
 シナリオ構成上、帝国の影響力を有するNPCとの折衝がクローズアップされたのですが、そこはパラディン&バードのコンビが、図ったかのような役割分担で切り抜け、盛り上げてくれました。
 他のPCにもそれぞれ見せ場(単に戦闘での役割的なものではない)が配れたとは思いますが、上記の二人のプレイヤーパワーに頼ってしまった感はあり。
 JGCプレイ時は2.5時間の軽いセッションでしたが、今回は全勢力を回り、まともな解決を目指したため5時間の長丁場となりました。
 ガッツリ遊べたけど、ちょっと疲れたかな・・・。

3部

 定番ゲーム2回。
 共にクソゲー気味のキャラクター構成とハプニング。