断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

2/19の覚え書き

 1回Iさんの(旧)ソードワールド完全版に参加。
 借金漬けのPCたちは、雇い主である商人の賭事ネタとして、ドラゴンの鱗を探してくるよう命令を受ける。期日以内に持ち帰れば、借金が帳消しになるという非常にうまい話だったが、PCたちは所詮かけ出し冒険者。手掛かりを探して、とりあえず昔ドラゴンが生息していたという山脈へと向かうが・・・。という導入。
 どうして2レベル冒険者がそんな借金(2〜4万ガメル)を背負ったかについては、プレイヤーの自由裁量だったので、他プレイヤーのアイデアを募ってみることに。が、結局うちが最初に例として述べた次の話に落ち着きました。

パーティ結成して最初の冒険はゴブリン退治。
森の奥の洞穴に至ったところで、誰がこうにする「先輩冒険者の人から聞いたんだけど、こういうときは・・・」
そう、ゴブリン退治の伝統、燻りだし作戦である。
けれども、火口から森へと燃え移る炎。おりからの強風に煽られた火事の向かう先には、依頼元の村があった。
望まぬ焼き畑農法は、農民たちに多大な被害を与え、PCたちは多額の借金を背負うのであった。彼らは、付け焼き刃の必勝法には二度と手を出すまいと誓うのであった・・・。

 雇い主に受けた(酷い)扱いの内容を、プレイヤーが勝手につけていくことが許可されていたため、彼に対する認識の温度差が北風と太陽。最終的にはパーティばらばらになりましたとさ。
 所詮、僕らを繋いでいたのは借金仲間という意識のみ。世知辛いことです。
 かなり素直な展開だったのですが、低レベル冒険者が故に、クロコダイルに食い殺されそうになったり、山賊をだまし討ちにしたりと、見所沢山。
 お疲れ様でありました。