断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

2/4の覚え書き

 ギリギリまで準備していたのでねむだるい状態で参加。
 とはいえ、一度セッションが始まるとスイッチ入りますね。

1部

 3回KさんGMのパラノイア・トラブルシューターズ。
 GM曰く、去年の震災不謹慎ネタとのこと。
 定番のブリーフィングルームへのランは、まず場所が3万キロの彼方。しかも最短の直線距離で。地球じゃないだろここ、と総ツッコミを入れつつ、結局クローン復活を悪用するかたちで無理矢理現地に到着。
 が、そこに待っていたのは死体処理工場の塩酸プールの上につり下げられた板に「ブリーフィングルーム」と案内が書かれているという現実。PCのうち二人はこれを突破した時点でクローンナンバーが4になるという、高死亡率でした。
 GM氏のパラノイアは何度か参加しておりますが、どんどんブリーフィングルームへの到達難易度が上昇するあたりが、みていて楽しいですね。力を入れる場所間違えすぎだけど!


 そんなわけで、死にすぎたPCたちはミッション中進んで協力姿勢を取ることに。最終的には、PCたちがコンピュータ様のミッションを達成するという珍事が発生しましたとさ。
 総合的には、GMの側からPCを殺そうとしすぎるので、パラノイアの利点を殺し気味なのが気に掛かるところです。

2分

 自分がGMでDragon Brigade: Opening Salvo
 スワッシュバックリングな大空ファンタジーもの。
 まだ発売時期未定のまま開発が進むDragon Brigade RPGの体験版的位置づけで、去年の8月から無料配布されているシステムです。
 完成済みのPC6名(イラストあり)とシナリオ入り。
 用いられているルールはCortex Plusは、一昨年の話題作Smallvill RPG(TVドラマのヤングスーパーマンTRPG化)や、Leverage(TVドラマのレバレッジのTRPG化)今年の2月から展開予定のMarvel Heroic Roleplaying(マーベル・コミックの世界とヒーローたちを遊ぶRPG)で用いられています。


 数年前に解散させられた竜騎士団である竜の旅団の将校だったステファノ。彼は旧知の友と小さな傭兵団を結成し、何でも屋まがいの仕事で何とか生計を立てていた。そこに舞い込む、ならず者たちに攫われた王国の収税官を救出して欲しいという依頼。収税官は王の遠縁であり、事件が発生した地域がら竜の一族が何らかの情報を持っている可能性が高いが故の人選だった。PCたちは現場近くにある竜の大公領を目指すが、そこでまっていたのは・・・?
 という導入の冒険物語が付属シナリオ。
 かなり一本道なのですが、それなりのボリュームがありつつ、プレイ時間はそこまで膨らまない作り。昨日遊んだ時は、(2部開始が遅れたため)深夜帯スタートのだらだら気味プレイでしたが、3時間50分に収まりました。


 ルールは近いうちに別記事でまとめるつもりです。
 キャラクターの能力や特徴のみならず、セッション上での情勢を踏まえたPCたちにとって不利な状況、PCが利用できる資源などを、一括でロール処理できる構造はなかなか興味深いでき。
 とにかくロールを行わせることで、PCの個性を引き出し、GM/プレイヤー双方の意図が折衷された新たな状況が作り出される感じでしょうか。
 今回プレイしたのは、ガチガチに作られた既成シナリオだったため、何をロールするかもだいたい決められているのですが、NPCの特徴さえ作っておけば柔軟なアドリブ・マスタリングにも対応できる軽いルールはなかなか好印象です。
 個人的には、状況の変化やNPCの対応は対話中心で組み立てていくセッション・ハンドリングの方が、リズムと没入感があって好みです。とはいえ、ロールプレイの演出が不得手であっても、ロールの度にキャラクターの個性を織り込んで、動的に状況を組み立てていけるこのシステムは、なかなか秀逸ではないかと思います。

3部

 他卓待ちで何故か旧アーカムホラー。
 序盤からずーっと勝てそうで勝てずな状況が続き、結局アーカムは滅びました。