断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

12/3&12/4の覚え書き

 土曜はサークルの例会。
 日曜はTRPGオフ会に行ってきました。

土曜の1部

 自分がMCのApocalypse Worldキャンペーン最終回。
 無理矢理まとめた感つよし。
 自分はなんだかんだいっても、ファンタジー英雄譚的な締めが好きなんだなと実感しました。
 プレイヤー感想でも指摘されましたが、AWはキャンペーン回数を定めず、プレイヤーからディテールを集めながら地味目の話を積み重ねていくのにあっている印象。
 そのあたりは2話目で見えていたこともあり、マスターとして方向性で迷いまくり、プレイヤーにも迷惑をかけてしまったなと、反省することしきりです。
 プレイヤー主導で印象に残るシーンを幾つか作ってもらえたことに感謝。

日曜

 以前、リーチングムーンさんにて同じ卓を囲んだLEONさんにお誘い頂き、大阪で行われたTRPGオフ会に参加してきました。
 「濃い人多いですよ」との事前警告により、うちみたいな薄っぺらが備えなく臨んでは呑まれると確信。
 破壊力高目の装備として、Poison'dを持参させていただきました。


 既にサークルで2度撃っているPoison'dは、18世紀初頭のカリブ海における、短き海賊黄金時代を扱ったTRPGです。英国海軍の命令を受けて入り込んだ暗殺者が、海賊船の船長を毒殺。海軍の軍船が迫る中、海賊船の乗組員であるPCたちはどうやって切り抜けていくのか?
 という最初のシチュエーションのみが確定しており、そこからの成り行きはPCの行動次第というシステムになっております。ルールは軽く、タイトル通りプレイヤーたちを「毒する」仕掛けが満載。猫かぶりしているプレイヤーの本性を引き出すのにも向いてます。


 で、このルールにはブレーキが付いておりません。
 プレイヤーがよっぽど意識的に踏ん張らないと、急激に堕ちていきます。今思えば一回目が一番まともに進行したのは、プレイヤーの秩序力の賜物だなと実感。二回目はプレイヤーのエロゲ脳が酷く、ソドムの市モードに突入する流れでした。
 今回は、PCが揃いも揃って最初から破滅指向だったこともあり、3回中最速で悪徳に耽り始めました。具体的には、開始10分でPCが、別のPCに強姦されていたぐらいに。
 プレイヤーの方々が全力疾走されるので、GMは状況提示と微調整するだけの楽な仕事でした。後で思い返せば、もっと興味深い判断や行動を引き出せる返しもあった気がしますが、プレイヤーのパワーに押されてその時は思いつかず。
 詳細につきましては、場のノリを共有していない方にとっては不快な可能性が高い上、僕個人の人格品位に著しい毀損を与えかねないので、いつも通りカット!
 これまでで最も短い130分で終了したこと、その理由は手早く引き出せる悪事のネタが尽きて、プレイヤーが悪徳に飽食したからであること、あたりからお察しください。もごもご。


 ともあれ、楽しい休日を過ごさせて頂きました。お誘いくださったLEONさん、並びに同卓のプレイヤーの方々には感謝あるのみです。
 また機会があれば、新ネタを準備します。Poison'dを越えるのは、なかなかないでしょうが。