断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

8/27の覚え書き

 叩き付けるような豪雨が降り注いだかと思うと晴れ渡る、不安定な天気。
 本日から非公式例会再開です。
 1部のpirokiさんGMによるEclipse Phase(クイックスタート)のレポは、前のJGC分ともども、別な形でまとめる予定です。

1部

 pirokiさんGMのEclipse Phase。
 クイックスタートのシナリオをプレイヤー4人で遊びました。
 ルールサマリーやPCデータなどはJanusさんが公開されている、こちらのページのPDFをプリントアウトしたものを利用されたようです。感謝感謝。
 詳細は別な機会に譲るとして、個人的なハイライト。


 宇宙船の見取り図がホワイトボードに書き込まれると、エアロック恐怖症を叫び出すプレイヤー2名。
 ええ、PCじゃなくてプレイヤーです。片方は僕。
 おかげで事態は流動的に。


 ラストはクトゥルフ・モンスターに核攻撃的なネタへ。
 下手を打ったら惑星一つ壊滅しかねなかったでかい話に興奮。海外のクイックスタートは派手ですなあと口にしておりましたが、実は完全アドリブとのこと。
 プレイヤーのバイオハザード恐怖症にフィットさせた、あまりに自然な流れに、全く気がつきませんでした。
 というか、トラウマ刻まれすぎですな、我々は。


 なお、体の入れ替えが行われる度に何か言わずにはいられないプレイヤーとしての僕は、密かな木星共和国支持層。

2部

 自分がMCでApocalypse World。
 先週、JGC3日目にやったセッティングを、PC分散導入のテストとして遊んでみました。
 プレイヤー5人だったので、設定やプレイヤーの希望を聞きながら、NPCの役割を2PCに分散。ハンドアウトは一部無視する形で、タッチストーン、ブレイナー、バトルベイブ、フェイスレス、ホーカスという組み合わせになりました。


 カルト教祖たるホーカスが鮮烈なキャラクター性で色々掻っ攫っていきます。
 「鎖に繋がれたるものは幸いである、なぜなら・・・」とか演説し、主人に感謝するよう奴隷たちを洗脳する教えはかなりの世紀末臭。当人も、本来不要な奴隷用首輪を自ら身につけるという徹底ぶりでした。
 開始直後、不具になった拳闘士奴隷に最後の仕事を与えるという展開がフェイスレスPCから生じたのですが、それを引き継いだホーカスPCが「素晴らしい死に場に感謝せよ」と拳闘士奴隷に説き、闘技場で彼が死にゆく様を信徒共々に称賛。
 狂いすぎた導入に他プレイヤーは茫然とし、同時に笑い転げたのでありました。MCである僕にも全く先が読めませんでしたが、準備したネタは少なめだったので、3時間半でオチがつきました。
 ホーカスPCは生きたまま、別PCによって片足と背骨をチェーンソーで切り刻まれる末路を辿ったよ!


 たまたま出会ったものたちがそれぞれの立場で話に巻き込まれていく的な、分散型導入は、このシステムに限っては避けた方が無難という結論に。ハンドアウトを作り込むならまた別でしょうが、やり過ぎると特性を殺すことになりかねないので・・・。
 深淵でこのやり方には慣れてたつもりだったのですが、PC同士の関係性(とその変化)により大きな比重が置かれ、PCを重視するがゆえに単発セッションにおける集約力が弱めのAWにおいては、力点をもっと意識的にいじるべきだったと実感。


 なお、先週からの追加分が皆無に近かった(むしろPCの立場上色々端折った)こともあり、PCが強烈だった分NPCや状況設定の甘さが目立つ結果になりました。
 特に背景世界は丁寧に妄想を膨らませておかないと、とっさの切り返しやプレイヤーを楽しませる展開提示が思い浮かばず、場当たり的対処に終始することになるので。

3部

 定番ゲーム2回。
 3時間ほどごろ寝。