断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

昨日の明日

Yesterday's Tomorrow
 思わず購入しちゃったので簡単な概要のみ。
 デザイナーは、Shotgun DiariesとかCatと同じ方ですね。
 内容は20ページ+キャラクター・シート1枚とコンパクトです。

  • キャラクター
    • コンセプトを自由に決める
    • 4つのスタイルに数値を割り振る
      • アクション!:肉体行動全般
      • サイエンス!:発明とテクノロジー
      • ミステリー!:調査やオカルト関係
      • ロマンス!:対人交渉全般
    • 割り振られたポイントと同数分利点を取得
      • 特殊:スタイルが4以上で取得可能
      • 仲間:同行してくれる人物
      • 才能:ある分野へのボーナス
      • 評判:スタイルに合った名声
      • リストは最小限なので自作を奨励
    • 粋な品:特徴付ける品物を隙に決める
    • シリーズ:過去に中心となった物語
  • エピソード:セッション、1-2時間のハイテンポで進む
  • リスク!
    • プレイヤーがキャラクターの行動を告げ、ナレーターが結果を述べる
  • 危難!(Peril)
    • プレイヤー自らキャラクターの危機を述べることによって、危難!を得る。これはポイントとしてメモしておくこと。
  • ダイスを振る
    • プレイヤーがキャラクターの行動を告げる際(すなわちリスク!時)、危難!を1費やすことによってダイスを振ることが可能となる。
    • 適切なスタイルに才能などの修正を加えた分6面体ダイスを振り、偶数が出た数を成功数とする。
    • 1成功で行動は成功となるので、プレイヤーが顛末を告げること。成功数の数だけ、更にどのような結果が得られたかプレイヤーが語ることができる。
  • ダイスを振らない場合
    • リスク!で状況が著しく悪化するのにダイスを振らなければ、危難!を得ることとなる。
  • 対抗リスク!
    • 複数のキャラクターが同じリスク!にダイスを振る場合、まずは全員が成功数を出す。それを元に競りを行い、勝ったものが語りを入れる。全員の成功数が尽きるまで、これを繰り返し、何が起きたのかを語っていく。
  • 負傷の扱い
    • ヒットポイントのようなものは存在しない。描写の結果、その後の行動を制限するような負傷を受けたのなら、危難!を得ることができる。


 語りによって状況を積み重ねていくタイプのRPGのようです。
 パーティゲームっぽいノリで気楽に遊べそうな小品。