断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

スタンダードなファンタジーRPGへの憧憬

 深淵の濃厚さは時に食傷を起こしかねないので、普通に遊べるファンタジーRPGシステムを物色していたりします。
 先日はD&Dをチェックしておりましたが、第四版への過渡期ということと、サプリメントの山に一歩踏み出せず。ウォーハンマーも第三版の話が出たので足踏み。後者が「普通の」ファンタジーなのかは疑問ですが、まあ、ストーリーやキャラクター関係を強力に支援するエンジンが積まれていないという意味では、そのカテゴリーではないかなと。
 そんなのでもやもやっとした気持ちが残っている中、久しぶりにDriveThruRPGを覗いてみると、Hottest Itemsのトップに『Fantasy Craft』というシステムがあがっておりました。レビューを読む限り、D&DライクなD20システムらしいので、先の流れからPFDを衝動買い。
http://www.crafty-games.com/product_catalog/newreleases
 超適当に部分部分斜め読みしましたが、しっかり作られております。基本システムはシンプルこの上ないのですが、キャラクターのカスタマイズ項目が半端無く多いです。固定世界設定無し(指針のみ)の400ページがデータでみっちり埋まっており、リファレンス作って遊ぶにしろ労力が並じゃ無さそうです。種族を人間に絞って、魔法関係も制限した世界ならなんとかできるのかなあ。
 試しにキャラクターを作ってみたところ、2時間ほどでウルフライダー完成。適当に考えたコンセプトに沿ってデータを拾っていったら出来ちゃうのは面白い。けれど、サークルの単発セッションでやるにはキャラクター作成が重すぎますね。
 素直に、アリアンロッドRPGのスキルガイドが出たら、そっちで必要なのを揃えるのが妥当かなあ。