断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

プレリリースPDFの活発化

 GenCon直前とあってか、成立済みのKickstarterプロジェクトから、プレリリース品の配布ラッシュとなっております。
 その中から、注目株をいくつかピックアップ。残念ながら、現時点では出資者のみがダウンロードできるという状態です。


Always/Never/Now
 Codename: Blackbirdと銘打たれた、テスト版が登場しました。
 設定、PC6体(データと設定込み)、ルール、シーン1つ(戦闘シーン)が一纏めで31ページ。元々の想定よりページ数がずいぶん増えた模様です。
 シーンの内容はGMのみが閲覧するという、本家のレディ・ブラックバードよりは、一般的なRPGに近いスタイル。シーン内の行動の自由度は最大限に確保する方針のようですね。
 フル・エディションでは各シーンの終わりに、それぞれが回復シーンを持てる仕組みになるとのこと。Mouse Guardっぽいですな。


Durance
 プレ・リリース版PDFが配布開始。


Dungeon World: A Game with Modern Rules & Old-School Style
 手早く最初のセッションを遊ぶための準備である「Dungeon Starters」(決定済みのプロットは含まれておらず、状況を形成するための質問とイメージ、および各種データの詰め合わせ)。
 Compendium Class(通常クラスに組み合わせて用いる、特殊クラスのデータ)として、オーク類、ゴブリン類、オーガ類、ライカンスロープ、安らげぬ死者(スケルトンなど)、餓えた死者(吸血鬼、ゾンビなど)の、モンスターがプレイできる「Number Appearing」。PCが姿を変えられた時、通常パーティに怪物的な種族のキャラクターを加える時、PC全員をモンスターで構成する時、に用います。
 あとは「修正済みのキャラクターシート」も公開されました。
 新たな特殊能力、特性や弱点を選択式に付け加え、通常クラス以外の成長選択肢を付け加える、Compendium Classのコンセプトがかなり面白いです。