See Page XXの7月号
See Page XX: July 2012
定期Webマガジンに戻りつつある、Pelgrane Press月報。
いくつかネタをつまみ読みしてみます。
・Stone Skin Pressのアンソロジー、資金募集中
Stone Skin Press - Anthologies of New Fiction
姉妹出版社であるStone Skin Pressが、フィクション・アンソロジー4冊の資金募集中とのこと。既に目標額には到達しております。
表紙も内容もインパクトの大きな、Shotguns v. Cthulhuが含まれております。4冊セットの電子書籍版は25ドルとのこと。
・The Gaean Reachのプレイテスター募集中
ジャック・ヴァンスの遠未来設定に基づく、GUMSHOEとSkulduggeryを融合させた新たなシステムの、テストプレイヤー募集とのこと。
関係無いけど、ヴァンス・コレクションの続報まだかな。
・13th Age Escalation Editionのバージョン2
プレオーダーした人に配布されている、ドラフト版が更新されました。
今回は、バージョン1で未完成だったクラス、モンクを5レベルまで遊べるぐらいに調整したこと。また、フィードバックに対応してFeatの追加や、細かな調整、モンスター投入の基準項目の追記、などが行われたようです。
今後も、フィードバックを集めて改良を重ね、秋には正式リリースを目指す模様。
・13th Ageに関する13の事実
特徴を13個リストアップしましたよ、という内容。この手の記事の常として、数あわせのため、後半の項目が些事に踏み込んでしまうのは、避け得ないのでしょうか。
- 13th Ageはストーリーに焦点をあてたファンタジーRPGで、Rob Heinsoo氏とJonathan Tweet氏が共同でデザインしている。
- 13th Ageをプレオーダーすることで、現在のドラフト版PDFをすぐさま入手できる。新たなバージョンが出来次第、アップデートされる。
- 13th AgeはD20ベースのゲームである。
- 13th Ageは、他のRPGに混ぜ込んで用いるためのオプションを提供する。
- 13th Ageは、ゲームマスターとプレイヤーに権限を与えるようにデザインされている。
- 『背景』ルールは、スキル・システムに対する13th Ageの回答だ。
- 全てのPCは使用可能な特殊な力を有するが、クラスごとのプレイはそれぞれ非常に異なったものとなる。
- 13th Age(の世界)は魔法に満ちている。
- 世界で最も強大な13のNPCのうち、最大3人までとの関係(ポジティブ、ネガティブ、葛藤の3種のいずれか)をPCは開始時に有する。
- 13th AgeのPCはそれぞれ、他の誰とも異なるユニークな物事(自由記述の特徴)を一つ有する。
- 13th Ageにおける戦闘は、フリーフォームでグリッドを用いない。そして、エスカレーション・ダイスによって、時間の経過と共にスピードアップする。
- モンスターの大軍は、あなたの前に屈する(低レベルモンスターをひとかたまりのHPとして扱うルールあり)。
- 本物のマジックアイテムは生気に溢れるが、たくさん持ちすぎると、それらに操られる羽目に陥る。
PAX Primeにて、13th AgeとDungeon Worldのデザイナー4名によるトークショーが行われるそうで、文字おこしされることを心中願ってやみません。