断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

7/14の覚え書き

 湿気&変動の大きな気温、の影響か、体調悪くて1部で帰宅。健康維持に努めます・・・。
 あっと、今回の内容は小学生低学年的下品さに満ち溢れております。

1部

 自分がGMでDungeon World(Beta2.3)。
 叙事詩にうたわれるオーク侵攻と攻城戦に、時間を超えたレベル6のPCたちが巻き込まれるという展開。
 GM想定は、シリアス度8割。
 未来を知る比較的善良なPCたちが、悲劇的な結末を避けるべく奮迅する、というイメージが描かれておりました。
 更に、PCが安易な分裂行動に走らぬよう、「過去の冒険」を提案してもらう、というギミックも組み込んだわけですが・・・キャラ作成段階から、既に脱線。


 PC面子はおおよそ次の通り。

ファイター・ハーフリング(悪):おしゃれで華美な服装と剣を持つふとっちょハーフリング、通称「おしゃれでぶ」
クレリック・ヒューマン(悪):世界の秘密を集める文明の女神の神官、実績は辺境地域で感化した信徒にクーデターを引き起こさせるなど
シーフ・ヒューマン(悪):毒使い、官憲に追われている際、他PCに「友人だと思い込ませる薬」を盛ってパーティに入り込み、追っ手を殲滅したのが仲間になった切っ掛け
バード・エルフ(混沌):媚びを知らないロックンローラー、口癖は「いいから、飯くって、クソして、寝ろ」
ウィザード・エルフ(中立):パーティの良心、だったはずだが、『エルフの霊樹から魔力を吸い尽くしてヘルハウンドを百体召喚しようと提案』したり、『影の翼を持つ大烏を召喚して敵味方関わらず怯えさせる』など見失いがち

 GM想定なんぞ蹴っ飛ばす未来しか見えませんね。


 始まって間もなく、セッションを方向付ける決定的なアクシデントが発生。
 シーフPCが砦の衛兵にクソをぶん投げたのです。
 バードPCとシーフPCが、文字通りクソを投げ合う仲、という設定がありまして、そこからものの弾みでやっちまったわけですね。
 ここから、ことあるごとにPCもNPCも、もののたとえにクソを連発。
 更に引退しない老害エルフ王に、クソをぶつけて威厳を貶めて、玉座から追放するなど、いくつかの行動にもクソが影を落とします。
 文字通りの「クソ・セッション」となり果てたのであります。君ら、小学生か!


 そんなわけで、もはや「シリアス」と百万回唱えようが、悲劇の道へと足を向けることはない状況に。
 色々すっ飛ばして、主要ネタは説明で流すことにより、軟着陸させるのが精一杯でした。
 野蛮なオークを部族ごと、文明の女神の教えに感化する機会を得たクレリックPC、ファイターPC、シーフPCは過去の世界に留まり、歴史の変革に貢献したのでありました。
 最後はもとの時代へと帰った残りの二人が、かつて老エルフ王を追い落としたかつての野心家王子が、同じように老いさらばえた姿と対面するシーン。当然のように、バードPCが「そろそろ身を引いたらどうだ、なんならこれを投げつけてやろうか?」とクソを手にしたところで幕。
 見事にオチまでクソ塗れと相成ったのであります。


 体調不良のためか、描写やNPC台詞が喉の奥でつっかえることが何度もありまして。
 ギャグ調でプレイヤーが盛り上がってくれたことには、正直なところ助けられたという感想です。
 特に要所を締めながら調整してくださったKさんには深い感謝を。