断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

6/16の覚え書き

 熱気より湿気で体力を消耗する日。

1部

 5回Nさんのアリアンロッド・キャンペーン、第4回。
 まずは戦闘終了で打ち切った前回の続きから。
 トウキチロウは、死病に冒された妻ネネを救うべく魔族の復活を助け、自らも進化共々半ば妖魔化していたと判明。殿は処断か配下に加えるかを迷った末、影の部下として彼らを起用することに決定。
 新人さんPCへのパワーアップイベントx4などを挟んだ後、PCたちはイズモ家と妖魔討伐の同盟を結び、東北の雄であるキバ一族との交渉に臨む。
 しかし、悪魔憑きとされる妖魔の影響下にある人々に対する彼らのスタンスが、変わることはないとわかり、なし崩し的に戦闘へと突入。
 ギルドサポートの投入と、強化された武器を用いた武人PCの途切れない連続攻撃もあって、1ターンで4000のHPを削りきったのでありました。
 で、GMが再来週顔を出せないため、来週で最終回予定。
 未消化ネタの量的に(鉄の船に乗り込んだ西方の国々によるダイワ侵攻、外国の手先となった九州のフラン家と九尾のキツネに憑かれたオオウチ家との戦争など)、あと一回で終われるとは到底思えないのですが、さて。

2部

 久々に顔を出されたOBのNさんによるクトゥルフ神話TRPG
 大学の民俗学ゼミに属するPCたち一行は、合宿と発表会の名を借りて、G県の田舎へと避暑に出かける。そこはゼミの学生であるPCの故郷であり、戦後から途絶えてきた「火祭り」を今年から復活させるとの話だったので、その調査も兼ねて。PCたちはそこで炎の絡んだ事件に巻き込まれてゆく・・・。といった導入。
 平成の大合併により統合された田舎町、複雑に入り組んだ親族関係、主な舞台となる神社の配置と家屋の見取り図、ハンドアウトなどなど、かなり緻密に作られたシナリオでした。
 プレイヤーが考えて情報集めと行動を行わなければ悲惨なエンディングへと直行しかねないというGMスタイルが懐かしく。怪しいNPCは明確だったにもかかわらず、PCが怪奇現象をどう認識するかというすり合わせや、動機などの洗い出し、NPCを強引にでも押さえる方法が思いつかなかったなど、詰めの甘さから、かなりのバッドエンディングへ。
 特に地元出身PCは、おじさん&おじいさん&おばあさん焼死、母親大火傷の後回復せず死亡、おばさんといとこ発狂と、悲惨さの見本市状態。
 シナリオ設定どおりに大なたを振るうマスタリングが味わい深うございました。楽しかった。心の弱い自分だと徹底できないまま、ぼけた味に終わることも少なくないので・・・。

3部

 定番ゲームを見学していたら体力が切れて帰宅。
 久方ぶりに出席のGさんと、ほとんどお話しできなかったのが心残り。