断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

6/9(と6/10)の覚え書き

 そろそろセッション時に空調が欠かせなくなる季節。

1部

 4回Hさんによるベーシック・ロールプレイ。
 頭蓋に電気刺激を与える機器を埋め込むことが、薬物中毒の治療に使われ始めた、パラレル現代刑事もの。治療過程の患者が交通事故死、その頭部に埋め込まれた機器を調べたところ、無線による出力調整装置が仕込まれており・・・。そんな導入の調査もの。
 GMがセッション終了後、問題点をプレイヤーから集めていたことから、再利用の可能性大と思われるので、詳細は割愛。
 終盤、状況証拠は揃ったものの、具体的な証拠や動機の解明が全く進まないという状況が発生。強引に「後味の悪い結末」は回避したものの、プレイヤーの胸にもやもや感が残った次第。

2部

 4回Uさんによるジェームズ・ボンド・007 RPG。
 上京時、古本屋で見つけ出したとのこと。贅沢に付属キャラクターシートを剥がして使用しました。
 ただし、今回はスパイ・アクションにあらず。
 舞台を90年動乱後、SSが勝利したパラレル蓬莱学園に設置し、PCの立場を対テロリスト小隊としたセッションでした。作成時のポイントは6000点と、PCはかなり強め。
 こちらも再利用がありうるので、詳細をカットカット!
 僕は小隊長PCだったのですが、主役格のPC1と2の意思を尊重しつつ、キャラクター性を押し出すプレイに苦戦気味でした。特にPC3は自分に高い忠誠心を抱いているというGMのハンドアウトがあり、やろうと思えば強引に押し切れただけに。
 シナリオ内容は、Uさん好みの展開を、コンパクトにパッキングした佳作との印象。体調が今ひとつの中、お疲れ様でした。
 007 RPGは初めてのプレイとなりましたが、銃の撃ち合いになると常に死ぬ可能性がある=プレイヤーが戦闘を回避するように立ち回る、という仕組みは好み。洗練されていない要素はみられるものの、今でも十分に遊べる内容ではないかと。

翌日

 遠くないコンベンションで、自分のテキトー訳が活用されているとの情報を得て、感想などを伺おうと、そちらにお邪魔しました。
 残念ながらGMされた方はお休み。感想は聞けたので目的は半分ほど達成。
 シャドウラン4thの香港アクション・シナリオに参加して帰りました。