断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

2/25の覚え書き

 師匠、U先生、Gさんといった懐かし面子と話せて楽しゅうございました。

1部

 1回Iさんのパラサイト・ブラッド。
 ヴィシャスを一掃する力を持つ、特殊な生命の樹と、自らその樹に転じる人身御供的な実験に身を捧げた少女。彼女のボディーガードとして1年以上付き添ったPCたちは、最後の11週間をどのように過ごすのか。そんな導入。
 ネタのチョイスは悪くなかったと思うのですが、NPCとの関与シーンをプレイヤーに丸投げで、イベントも少なかったため、全体に冗長気味。この辺は慣れかなあと。
 衝動は毎週完全回復すると言われたので、最終局面突入直前に、振り直し連発でクリティカル狙いのロールを行い、黒幕を徹底的にあぶり出すという方策で悲劇的な結末を回避。
 悲劇であった方が、ずっとドラマチックなのですが、必死に抵抗したら案外壁は脆かったという。こういったプレイヤーの意志を受容する柔軟なGM手法は好感が持てます。
 TRPGは双方向的な遊びです。それゆえ悲劇にもっていくなら、プレイヤーが概ね納得できる理由付けを行わないと、吟遊詩人GMとみなされかねませんからね。

2部

 OBのUさんによるクトゥルフ
 有名なタクシー怪談発祥の地、深泥ヶ池。その近くの高校に在籍する不可思議な女生徒、星を見る少年、霧のクラゲ、そして水気を抜かれた動物たちの死骸。それらが行き着く先には・・・。とかそんな概要。
 いろいろございますが、Uさんとの久々の会話がただただ楽しくて、他PCガン無視で、ひたすらキャラクター会話してしまった私のダメさ加減が引き立ちました。
 ディテールを形作りながら、キャラクターの対話を通じてPC及びNPCを掘り下げることが可能なセッションは、僕にとってはこの上もない悦楽です。それが、TRPGの遊び方として妥当なのか、という疑念はとりあえず脇に置くとして。

翌日

 参加予定リストに何故か名前があったのですが、寝過ごして参加できず。
 ま−、呼び出し電話もなかったので、昨日の参加人数から考えるに、十分な人員は確保できていたのでしょう。