断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

12/24の覚え書き

 イヴなので、ケーキを持っていきました。

1部

 OBのOさんによるベーシック(SANルールは使用)。
 1963年末、冷戦まっただ中の米国。軍の実験に応募した男女数名は、閉鎖環境で一ヶ月を過ごすことになる。莫大な報酬を伴う心理実験との触れ込みだったが、その内容は参加者の想像を超えた、過激で危険を伴うものであった。果たして彼らの運命やいかに・・・。
 そんな感じのセッションでした。
 極限状態における追加ルール満載の冊子や、サインするのが躊躇われる契約書など、ハンドアウトも充実。
 ランダムに集められたとの設定だったため、プレイヤー同士さほど話し合わずキャラクターを作りましたが、相当にきついサバイバルだったので後々苦労することに。
 うちのPCは、ハリウッド俳優を顧客に持つ占い師で、スキャンダルを引き起こして西海岸でほとぼりが冷めるのを待っている、との設定で対人交渉特化の技能構成。ところが、送られた先で待っていたのは、PCたちだけの閉鎖環境だったのでデータ的には役立たずもいいところでした。
 ただ、部屋にあるものや活用方法などのディテールは、プレイヤーの主張を聞いてGMが裁定を下す形式だったため、口八丁で応対。少しは役に立ったかと思う次第です。
 自分のたてた予想がかなり的中していたのは驚き。この時代を舞台にしたドラマ『マッドメン』を視聴していたことや、同時期の映画『不意打ち』を先日見たばかりだったことが、影響していたのかもしれません。
 人類滅亡が隣り合わせの冷戦期の不安と、そこから生じるパラノイアというテーマは、かなり好きなのかもしれません。幼い時期に、東西冷戦の最後の残り香をかぎ、終結を目にした世代だけに。


 また再利用されることでしょうから、詳細は割愛で。
 満足感のある力作でありました。

2部

 飲み会。