断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

オブリビオンのエージェント

Agents of Oblivion
 Savage Worldsに手を出すっぽい流れなので、情報収集中です。
 中でもなかなか面白そうなルール構成と感じたのが、このAgents of Oblivion
 スパイものと陰謀ものとホラーものを同じ鍋に放り込んだような内容で、アクション味たっぷりのXファイルといった風情。世界の秘密に気がつきオブリビオンという組織にリクルートされたPCたちが、宇宙人、怪物、陰謀などに立ち向かっていくスタイルは、ランドリー・ファイルやデルタグリーンを彷彿とさせます。
 ルール的な特徴は、元のSavage Worldsからパワー(MPみたいなもの)を廃した魔法によるスピーディな展開、ミッション毎に与えられるリソースを割り当てて「アイテム」「支援要請」「追加訓練」「使い捨てのデバイス(魔法に相当するパワーを1回だけ使える)」などを選択購入できるあたりでしょうか。
 そのおかげでPCは新米エージェントとはいえ、様々な状況に対応できる力を得ることができることでしょう。
 GMパートは、世界各地の秘密結社、幾つかのキャンペーンスタイルのガイド、ミッション・ジェネレータなど盛りだくさん。レイアウトはかなりシンプルながら、なかなかの充実度合いです。
 デザイナーはRealms of Cthulhuと同じ方。お得なバンドル版も販売されています。