断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

10/29の覚え書き

 GMダブルヘッダーした日。超簡易版。

1部

 自分がMCのApocalypse Worldキャンペーン、第三回。
 シチュエーション作成ハンドアウトで、5人中3PCがミス。結果、初期の困難な状況の説明とその対処、設定のネタだしで時間を食いすぎて、本編の進行が遅い遅い。
 現在の主要敵対NPCとみなされている人物はさっさと排除して、PC間に渦巻く不穏な勢力争いを前面に出したいところでしたが、今回も生き残ってしまいました。
 準備したフロントが半分近く余ってしまったので、次回の準備はかなり楽そうなのが唯一の慰めでしょうか。うーむ。


 MC的には盛り上がりに欠ける展開と、演出にも絶え間なく迷いが生じる有様で、精彩を欠くと指摘されても仕方のないセッションでした。
 原因の一つは明白なのだけど、根が深いので場当たり対処しかできないのが難点。

2部

 自分がGMでPoison'd。
 もともと予定にはなかったのですが2部のGMが一人病欠でして。そこにUさんが顔を出され「参加しようかと迷ってます」とおっしゃったので、思わず引き受けた次第。
 が、行き違いがあったらしく、サマリー類を手にとって帰った頃にはUさんはおらず。電話連絡も不能だったため、セッションに入りました。


 Poison'dは18世紀初頭を舞台にした海賊RPG。
 先の合宿でも遊びましたが、今回も非常にテンションの高い高密度セッションが行えました。初期シチュエーションも盛り上がる原因なのですが、プレイヤーの倫理的敷居を破壊する仕掛けがルールに詰まっており、いきなりトップギアで飛ばす爽快感と、普段はあえて踏み込まない領域に積極的に分け入る楽しみに満ちています。
 今回の海賊たちは、脱獄したサタニスト、悪魔崇拝者に主人を殺された元金貸し、魔女宣告され神を深く恨む元司祭、「体は女」「心は男」「性的嗜好は男を好む」という複雑な性意識をもつ元良家の娘の4PC。
 セッションで起こったことをここに書き出すのは、公序良俗に反するため、あえて行いません。書いてみたところで、場の空気を共有していない人にとっては、不快感をかきたてるだけに終わる可能性が高いと思うので。
 PCたちの船は、その残虐非道極まりない僧院の襲撃により、オカルト書には名前を残してもいいぐらいのレベルでした。一人だけその傾向に反逆しようとした元金貸しのPCは、仲間たちによって焼き印を押され、散々に叩きのめされ、強姦され、最終的には発狂するまで嬲られて死亡。ただし判定に成功したので、唯一天国への扉をくぐりましたとさ。
 いやー、酷い話でした。楽しいんだけど、このシステムは一年ぐらい塩漬けにしてもいいね、という気分。