断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

10/22の覚え書き

 体の調子が下り坂なので、簡略版にて失礼します。

1部

 自分がMCのApocalypse Worldキャンペーン、第二回。
 第一回が予想外のホットスタートとなってしまったので、スローテンポに戻しつつ今後に繋げていく予定で準備しました。
 結果、ブレーキを利かせ過ぎた感あり。ため回としてまとまったものの、ちょっとだれてしまいました。
 前回占領した奴隷商人の領土に広がる不安、かつての戦役に投入された自己増殖・自己進化型生体兵器の登場、旧東京駅地下を本拠とするウォーロードによるPCたちの本拠への攻撃、あたりを発生する事件として設定。
 ただ、前二つを繋がりのある事柄として組み立てすぎたので、何が起こるのか見いだそうとしつつ同時に決定済みの先の展開を計算する不格好なマスタリングとなり、盛り上がりは今ひとつだったかと。また、PCを二手に分ける前提で組んだのも、完全な分断行動を生むだけという、いまいちの成果に。
 今回で舞台となる世界に点在するコミュニティと、滅び行く世界に巣くう脅威はだいたい出揃ったと思うので、次回からはギアをトップに入れて飛ばしていく所存。


 今回の生き残りNPC賞はナード君。
 オペレータPCのサンジバー・モナスがかつてはめて殺そうとしたが生き残った相手で、初期の「義務的な仕事:接触を避ける」に入っていたNPCでした。今回PCたちの拠点を強襲する部隊を率いていたものの生け捕りにされ、脅迫を受ける中「自分は情報を多く握っているし、生かしておく価値のある男だ」と熱弁を振い、見事生存を勝ち取りました。
 ピュトリドの本拠へと攻撃を仕掛けるためには彼の情報が有益であることは確かながら、性格は拗くれPCのうち一人への恨みを心中に抱く人物というのは、なかなかに活用しがいのある立ち位置です。次回であっさり死んでそうだけど。

2部

 1回IさんGMによる旧版ソードワールド
 PCたちが拠点とする街で行われる急な税金の引き上げ。引きこもって沈黙を守る領主。商人組合から依頼を受けたPCたち冒険者は、理由を突き止めるべく領主の近辺を探るが・・・というお話。
 妻子が人質になった領主が、身代金のために無体な税を押しつけざる得なかったという展開でした。PCたちは、初っ端ころ領主館に潜入したシーフが警備兵に追い詰められたりする綱渡りでしたが、真実を知り敵の本拠も突き止めるあたりの流れがすんなりと進み、人質を連れ出したあたりで警戒心が緩み切ってしまいました。ところが・・・。
 敵NPCである蛮人女がやたら格好良く、「強打祭りじゃ〜」とかなめてかかっていたPC5人と単身渡り合い、シーフPCを死に至らしめる大活躍。
 スリープクラウドで眠らせておいたダークプリーストが目覚めたのもあり、かなり微妙な形勢に立たされたPCたちは、「もうすぐ騒ぎを聞きつけて警備兵が来るだろう。そうなれば、俺達を打ち破ったところで、精根尽き果てたお前達は捕らえられるだろう。だから、人質をこのまま逃がしてくれるなら、お前達がこの街から逃亡することに目をつぶろう」「受けてくれるなら、MPをトランスファーするぞ」と必死の停戦交渉。
 なんとかとりまとめたて事件は解決したものの、犯人には逃げられ、仲間一人が死んでしまうという、敗北気分一杯の結末となりました。シーフPCの蘇生も結局失敗でして・・・とほほ。


 Iさんは2回目のGMとのことでしたが、NPC対応時の反射神経が素晴らしく、その場で出したNPCに自然な会話と個性を植え付ける才に恵まれている印象。
 初っ端からPCが領主館に予想外の侵入を試みたことから、情報管理で少し手間取った感があるものの、その辺は経験で何とでもなる領域です。
 一参加者としては、十分に楽しいセッション時間を過ごさせていただきました。感謝。

3部

 自分がGMでDungeon World。
 穴埋めのため、簡単なダンジョン・クロール・シナリオを。
 PC構成が、邪悪なファイター、その兄貴分のシーフ、彼らを更生させようと付いてきているパラディンの3名。邪悪のレベルが明確に犯罪者(羊飼いの老人の孫を犯して楽しんだ後密かに殺し、道案内したら彼女を解放してやると嘘をついて老人に道案内をさせる等)だったのですが、悪のりして遊びました。
 最終的に全てに見捨てられ絶望したパラディンが、ダンジョンにかつて祀られていた異形の邪神の声に応えて、人間の道を踏み外す結末に。
 キャラ作成込みで2時間ぐらいのセッションでした。このノリは3部じゃないと到底許容されないな・・・。

その後

 定番ゲーム、そしてダベリング。
 昼近くまでいたので、風邪が舞い戻ってくるなど。