断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

9/10の覚え書き

 喉の嗄れが治りきらないまま出席。
 体調に影響され、プレイヤーとしては精彩を欠く動きしかできなかったと思います。ちゃんと完治させよう・・・。

1部

 2回KさんGMのピーカーブー。
 PCたちのクラスに転校してきた霊媒体質の少女と、事故死して成仏できない少年の話。
 少女はTV出演までしていたが、何度も悪い幽霊に取り憑かれて自信喪失中。カナヅチ。
 幽霊少年は、25メートルを泳ぎ切ることが目的でプールに通っていたが、それを達成する姿を母に見せられなかったのが心残り。


 プレイヤー視点から、この二つを結びつける解決を思いつくことは容易だったわけですが、「カナヅチの少女を無理矢理泳がせるのはリスキーすぎる」「だいたい、憑依して母親に見せても認識されないよ」などという意見が噴出。
 母親の記憶改変をするなど、とにかく少女NPCを危険にさらさない方向で動くPCたち。
 それでも心残りの晴れることがない少年を見て、最終的には寺で霊能坊主に頼んで強制成仏させるオチと相成りました。
 強制終了の匂いがプンプン。


 ハンドアウト設定などにより、プレイヤー、及びPCが、NPCに寄り添っていく動機付けをすることは重要だな、と再認識できたセッション。

2部

 3回UさんGMのソードワールド旧版。
 西方諸国の盗賊都市ドレックノールを舞台に、現在の盗賊王の跡目争いに絡む陰謀もの。闇の王子ジェノアの弟とその配下がPCでありました。
 ジェノアが統括地区での上がりをピンハネしている疑惑を発端に、ぎくしゃくしていた盗賊ギルドの内部抗争が活性化。そんな中でPCはどのように動くのか。
 という展開だったわけですが、中途で弟PCの心がぽっきり。
 父である盗賊王に泣きながら懇願して、裏の世界から完全に足を洗うことにしたのでありました。配下のPCたちが茫然とする中で。
 1部に引き続き消化不良感。

3部

 この時点で22時前。
 この日は2卓だったのですが、もう片方は1部から引き続きD&D4eを継続中。様子を聞きに行ったところ、最初の遭遇に入りました、とのこと。キャラメイクから入るとのことだったので、こうなることはわかっておりましたとも。
 合流のためにもう1セッションやろうという流れに。


 そんなわけで、OBのH将軍GMによる三國志演技。
 黄巾の乱の初期、今にも黄巾党の略奪を受けようとしている村。そこに居合わせたPCたち豪傑は、何とか賊をしりぞけんと奮闘する。そんな展開でした。
 PCはルール通りの初期作成だったのですが、武将の白兵戦が鬼のような強さ。特典で仇を引いたため、基準値が13ぐらいありました。


 税収を盗んで逃亡しようとしていた村の警備兵をとっちめたPCたちは、武将PCと商人PC(自分)が近隣の街に援助を求めに。文人PCがその間、村の守りを固めるという行動に出ます。
 村の援助に全く無関心な街の役人から、なんとか街で義勇兵を募る許可は得ますが、ダイス目悪くて集まらず。商人の超絶秘技で街の警備隊長をだまくらかして、部隊ごと連れだし、戦闘に巻き込むことでなし崩し的に村を守らざる得なくしよう、という作戦で動きます。
 ところが、その隊長がこともあろうか武将PCの仇。
 しゃあないので隊長はその場で切って捨て、その場で商人PCが「この隊長こそ黄巾党の一員」と騙して連れ出す成り行きになります。
 連れ出したのは300だったのですが、途中で(文人PCの36計により)黄巾の軍2000と激突。軍同士の戦いでは敗れたのですが、村へと逃げ込む撤退戦でしんがりを務めた武人PCが大奮闘。一人で2000を押し返してしまいます。
 一方村では、有力な先生の娘が黄巾の手によって捕らえられてしまったのですが、文人PCが居場所を突き止め、村の兵で奇襲をかけて奪還。
 合流したPCたちは軍を再編し、黄巾党の軍勢と正面衝突。最終的には首領との一騎打ちの末に、勝利を収めたのでありました。


 1vs2000で勝利するとか、瓦解した黄巾の軍から300人がこちらに合流(ルール通りの処理)したとか、相変わらず文人PCの策略が縦横無尽すぎるとか、中国の英傑ものっぽいハチャメチャさを堪能いたしました。
 これが2時間ちょっとに収まっているのだから、さすがです。

その後

 「D&D、3時には2つめの遭遇が終わるそうです」「その先は?」「さあ、まだ遭遇あるかも・・・」
 待てそうもないので帰宅いたしました。
 目が覚めたあとはしばらく声が出ず。自業自得ですな、