断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

9/25の覚え書き

 過ごしやすい季節になって参りました。RPGの秋
 今週は夜までぶち抜きセッションが2本。

1部

 OBのKさんGMによるSW2.0。
 今回は、ファーレントゥーガを素材に遊ぶという趣。僕以外のプレイヤーは全員、ファーレントゥーガを遊んだ経験あり。
 種族がSW2.0のをそのまま使うので、ゆるーい感じでOKとのGM指定でありました。
 GMから指定されたPC構成は、穢れを背負う王子(ゴート8世の兄だが忌み嫌われるナイトメア)、沙漠の民重鎮の息子(王子と親友)、王子の付き人、沙漠の民の付き人。
 11-12lvのPCを作成する経験点とお金を与えられ、みんなでがやがや作成。
 できあがったのはナイトメアのシューター&マギテック、人間のグラップラー&スカウト、人間のコンジャラー&セージ、ドワーフのファイター&プリーストという面々。
 王子と乳兄弟の魔術師殿は、王都陥落を招いた張本人ムクガイヤの愛弟子という設定でした。うちは原作を知らない気楽さで、脳筋で享楽的な沙漠の戦士を作成。略奪と戦いを愛すること比類なく、放浪していた王子に命を救われ義兄弟の義を交わした仲で、沙漠の民の族長であるナルディアに惚れ込んでいるが、それは恋というより征服欲に近い、とかいう勝手気ままな設定にしました。


 流れは、穢れゆえに騎士団には受け入れられることなく、沙漠に流れてきた王子とそのおつきが他のPCと合流。騎士団への復讐心(父を殺されたという設定になってました)と南部の肥沃な土地を求めるナルディアと協力して騎士団領に襲撃をかけるが、敗退。撤退戦のさなか、四賢者の一人に救われる・・・あたりまでがオープニング。
 ここから周辺諸国の思惑に翻弄される展開が待っているわけですが、状況の厳しさにみな青息吐息。
 特に大きなミスをしたわけではありませんが、どんどんと首が絞まり、手詰まりに追い込まれていきます。
 そんな中、PC王子の心がぽっきりと折れて、というか実は野心や復讐心はさほど強くないローフルな性格であったことが露見して、PCたちの足並みが乱れていきます。
 親友ポジションからいろいろけしかけましたが、PC王子は思いの外倫理観が高く、ジリ貧の中でさらに選択肢が失われていきます。


 結局、PC魔術師の機転と、あるチェックでPC王子が6ゾロを振ったことから、GM予定より早い時点で核心的な情報がもたらされ、3部構成の2部でセッションが終了する展開となりました。
 最後は、口さがない自称魔王を交えてPC間で2時間ほど方針会議。
 自称魔王は確かに人類にとっての脅威なのですが、性格が軽い軽い。PCは殺意すら抱いていましたが、プレイヤーはみな彼のファンになる有様でした。
 暗黒時代に突入する危険をはらんだエンドを迎え、7時間強のセッションは終了。
 自分の行動に不満もあったとはいえ、かつかつの状況設定や人間構図を大いに楽しませていただきました。
#再利用もあり得るので詳細は伏せます

幕間

 終わる気配を見せないアリアンロッド15レベルセッションの帰結を待ちながら、Kさん、Uさん、Mさん、僕あたりでだべり。
 2回生Uさんが「どういったタイプのセッションが好み」なのかという話が面白く。
 GMとして彼が求めている(が、自粛してる)ものは、好みの合うプレイヤーがちょっと思い当たらず。
 別な形に昇華させる必要があるとは思うものの、具体案は思い当たりませんでした。
 自分もそうしているけど、内なる嗜好をエンターテイメントとして加工するフィルターを作らないと、生の欲求はなかなか難しいというのが素直な感想。

3部

 スモールワールド2ゲーム。
 プレイヤー数は3人と4人。1位1回、3位1回。
 2ゲーム目は、ドラゴン使いグール->即衰退で外交家のエルフ、という凶悪コンボのプレイヤーがいたにも関わらず、だれも止めなかったため中盤まで妨害していたら全然ポイント稼げませんでした。当たり前ですね。最後は放置されていたこともあり、もうちょっとで2位浮上できそう(2ポイント差)だったのですが、惜しかった。


 その後はだべってだべって昼過ぎに帰宅。