断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

9/18の覚え書き

 土曜は昼の部のみで帰宅。
 日曜の京都深淵CONにGMとして参加する準備のためです。
 そして今に至るまで、睡眠時間が30分ほど。
 瞼に磁石が取り付けられたような有様なので、本日のレポは明日にでも。

1部

 OBであるTさんがGMでダブルクロス3rd。
 セッティングは文化文政の頃の日本で、PCは全員忍者というセッティングでした。
 松前藩に魔手を伸ばすおろしあ国の怪僧を、妖怪こと鳥居陽藏の命令を受けたPCたちが撃退するというもの。
 スパイスとして、仕事終了後幕府に雇用されるのは一流派のみであり、そのためPCたちはボス戦闘の後に戦う必要があるという味付けがなされていました。そのため、約100点分の(PvP向け)秘密エフェクト・リストが各PCに配布されているという、なかなか手の込んだ仕掛けでした。


 任務自体は、特に問題なくロシア怪僧とマンモスマンに到達。
 途中、対立軸を作ろうとしたPCがアイヌの避難民を、名前が聞かれたという理由だけで殺害してしまうも、他のPCは「さもありなん」と責めないという剣呑な一幕も。
 うちのPCは隠しエフェクト的に「集中攻撃すれば一人はぎりぎりやれそうだが、燃費が悪すぎて対PCはきつい」と判断し、対立回避を考慮したおとぼけキャラを作成。オープニングで、所属していた根来衆が想像を絶する困窮のただ中(首魁ですら木の根を囓って命を繋いでいるありさま)だったのもあり、任務の報奨金だけで万々歳という流れになってしまいました。GMが設定したセッションの目的にはそぐわなかろうが(だから経験点は減る)、とりあえず合法的な理由づけを行おうとするあたりが、自分の業って気がします。


 というわけで、うちのPCはボス戦で全力投球。
 PC間で撃ち合いが始まると、すぐに離脱しました。
 侵食率180から、期待値で4ほど足りないダイスで帰還できたのは、幸運の賜物。エンディングは一番平和な里を満喫しておりました。


 個人的な触感だと「DX3のルールは、最終的にロイスの削り合いに終始しがちなので、PvPに向かない」「そもそもシンドロームによるPvPの有利不利がでかすぎる」ので、DX3でPvPを絡めたシナリオを運用するのは、あまり向かないのではないかと思います。毒&行動が早いのコンボは極悪だったし。
 あと、PCたちが戦うべき動機をもっと積極的に刺激した方がプレイヤーのやる気は上がると思います。やり過ぎるとプレイヤーを視野狭窄に陥れかねないため、バランスは難しいのですが。