5/22の覚え書き
翌日の昼近くまで雨に閉じこめられてしまい困りました。
しかし、週一セッションだとRPG成分が足りない気がするので、そろそろ真面目に3部でGMするよう準備しようかな・・・。
2部
2回生NさんGMのウィッチクエストに参加。
が、いかんせん並外れたアイデア力と、普通のシナリオが打てない病を兼ね揃えたGM。シナリオ紹介の説明から「これWQだよね?」と首を傾げる内容が満載。
- 科学の代わりに魔法文明が発展した社会
- 魔法を使えない人間は二級市民並の扱い
- PCの魔女は大学生で研究室配属直前
- その研究室にはアンチ魔法フィールドが常時張られている
- 研究室の教授が辺境キャンパス送りにされるのを助ける話っぽい
- 送られる先は浮遊島
- 大学名と人種は西洋風ファンタジーっぽい
- でもナチュラルに現実日本の身近地名を使用
世界観に一貫性が無いのに、継ぎ目無く繋がっているのがすごい。
セッションは、GMによる無限のボケ攻撃vsツッコミが追いつかないプレイヤーたち、という構図。
中でも白眉は、研究室配属されたPCたちが、教授から外の空気を吸おうと提案された時です。
「これから辺境キャンパス送りになる彼を、何とか助ける展開になるのだろうから、その打ち合わせかな?」とプレイヤーの全員が思い、何の疑いもなくその言葉に従い研究室を出ようとします。
その瞬間GMがひと言。
「どなたか後ろに注意する方はおられますか?」
プレイヤー全員の頭上にクエスチョン・マークが点滅する様が、見えるようでした。
もちろんのように「いや、そうする理由がないし・・・」とみんなが返答。GMから聞き耳を要求されます。
成功したPCは『後ろで机の引き出しを開ける音』を聞きます。
振り返った彼女らが目にしたものは・・・。
なんと、引き出しから取り出したボウガンを、まさにPCに発射せんとする教授の姿が!
顎が落ちるプレイヤーたち。
ちょっと不思議な現代風キャンパスライフは、阿鼻叫喚の傷害罪の現場と化したのです。
命からがら脱出した僕のPCが、悲鳴を上げつつ研究棟の人々を呼び集め、警備にも来てもらって現場を掌握。
こうして、教授は捕縛されて大スキャンダルとして報道され、PCたちは無事第一希望の研究室に配属されたのでした。
セッション終わり!
ちなみに開始から1時間半経たない時点での出来事でした。
聞いた感じ、教授に協力せざる得ない状況を強引に作り出し、PCたちがどう対処するかという展開を考えていたようです。ところが、猫魔法であっさり脱出できてしまい、完全に想定が外れたとのこと。
アイデアの数々と不思議な手触りの世界構築はとても楽しませていただきました。
セッション後いろいろと助言めいたことを口にしましたが、おそらくこのGMにしかできないスタイルだと思うので、的確だったとは到底思えません。
一般的なTRPGの枠にはめ込んでしまうと、角を矯めて牛を殺すことになりかねないので、何とか道を見つけてもらいたいと祈るばかりです。
次回もがんばってください。
3部
新人さんが二人残られたため、クトゥルフ人狼を用いた人狼のルール説明、シャドウハンターズ、Fluxxをプレイ。
シャドウハンターズは、攻撃的になる人が少なかったため、今回は普通に正体探りゲーとして機能してました。
Fluxxは、どんどんルールとゴールが改変されていくカードゲーム。勝てるときは一瞬です。運ゲーだから、膠着して長引くと今ひとつだけど、気楽に遊べるのは利点。
新人さん帰宅後に、ケイオス・イン・ジ・オールドワールドとアグリコラ(+泥沼)の2卓に分かれて遊びました。
僕はケイオス・イン・ジ・オールドワールドを初プレイ。
ナーグルでコーン様にかられまくる日々でした。人口集中地域に、ティーンチとスラーネッシュも乗り出す配置だった上に、オールドワールド・カードが前半全く仕事をしなかったため、辛い辛い。
勝負は5ターン目終わりに、あと2回回せば勝利のコーンと、2地域壊滅で一気に50点を狙うティーンチの争いへともつれ込みます。
ティーンチが見事、コーンの回転を1で留め、ギリギリで50点を得て勝利をかすめ取りました。
オールドワールド再現性の高さばかりでなく、ゲームとしても完成度が高い、なかなかの良作と再認識。
終了後FAQを読み直して、ナーグルのリーパー強化ルールを間違って解釈していたことに気がつきます。
カードの説明だけだと弱すぎるので「何故?」と思いつつ使っていたのですが、そういうことですか。だからナーグルは強化カード取得が遅いのか、とようやく納得しました。
その後は、雨で閉じこめられたので昼前までとにかくダベリ。
海外ドラマ、映画について徹夜明けの自制が落ちた頭で、さんざん述べ立てていたと記憶しております。