断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

5/1の覚え書き

 新歓最終日。みなさまお疲れ様でありました。
 しかし、週二回徹夜でRPGはしんどいお年頃になってきたと実感。


・1部
 3回生WさんGMでアリアンロッド
 天然記念物寸前のユニコーンの角が、闇市場にて大量に流通し始めたため、姫君の意向を受けた男爵の依頼によりPCたちが調査を始める。そんな始まり方でした。
 サンプルキャラをさっくしLv3に成長させてスタート。自分はアコライト/サモナーであり、いつもながらやること(プロテクション・ディーラー)は確定済みなので、キャラクターの設定に少し色づけ。
 新歓期も最後とあって抑制を緩めにしたところ、一人だけ別リアリティの生物と化しました。幸いウケはとれたようですが、何故にただの冒険者を作ることに対して自分がこれほどの拒絶感を持っているのか、一度考え直した方がいい気もしてきました。


 セッションは「闇市で密売人を見つけて出所を知る」->「辺境の村にてユニコーン狩りの実態を把握し、村人とユニコーンのどちらにつくか決める」みたいなシンプルな流れ。
 手がかりをえるための手法や行動は自由度が高かったため、パーティ・メンバーからあまり意見が出ない場合は積極的に提言を行うようにしました。何度かGM裏をかけたのが、ちょっと面白く。
 ラスボスを出会い頭で挟み撃ちにしようとしたり、かなりフリーダムに遊ばせていただきました。
 ただし、戦闘は最小限に留めつつ、依頼の貫徹を目指した結果、終了後に新人さんが「一度も殴れなかった・・・」と零されたあたりで、さすがにやり過ぎたと反省。
 いくつかの重要な決定も含めて、話をかなり振ったつもりだったのですが、プリミティブな戦闘の魅力というものを、僕は軽視しすぎなのかもしれません。
 セッションは楽しかった反面、自分の課題も露呈した感触です。
 ひと言で言って出しゃばりすぎです。


・2部
 2回生UさんGMでパラダイス・フリート
 PCは全員しきがみおえどの社員で、お祭り惑星にて会社の売れ残りの不良在庫を、処分しに行く話。
 共通シナリオであり、もう一人のGMであるOBのIさんセンスが随所に見られるコメディでした。
 短時間枠だったため、骨子は簡素にして、売りさばく方法をプレイヤーが自由に考えるあたりがポイントでした。美女コンテストなどのアイドル路線だけは、避け得ない展開だったらしいけど。
 PCベース設定とデータが構築済み。PC1の新人美人OL役を振られて、どうしようかと困ったのは内緒。
 設定で、いざというときは人格変更可能なように調整しときました。幸いそんな必要はなく、新人さん二人+OB二人の構成でさくさく売りさばいて終了。
 所々GM本来の持ち味であるディストピア世界観が顔を覗かせつつも、コメディとして上手く回ってました。新人さんには無茶ぶりしたりする余裕がありましたよ。


 IさんGMの方は、売りさばくよりもアクション・プレビューを撮影する方にプレイヤーが没頭して、全く異なる方向性になったようです。あとで差異を雑談できるのも、共通シナリオのいいところですね。


・3部
 久々のロック。
 社長を筆頭としつつも決定力不足のEvilと粘り強いGoodの長期に渡るどつきあい。そこをSpecialがかき回す、面白いけどけだるげな展開でした。Goodが復活しすぎで競り勝った感じ。


 その後は、Iさんが持ってこられたタントクオーレを見学。ドミニオンのパクりゲーキャラクター性とゲーム性の均衡を目指したカードゲームでした。
 ドミニオンがいくつかの常に有効な必勝パターンを持つのに対して、得点となる要素が増えて、運の要素も上昇している分、展開に広がりがあるように感じます。作戦がわかってきたらまた印象は変わるのかもしれませんが、ファースト・インプレッションは思ったよりまともな感じ。
 二試合目の途中で、少し早めに帰宅いたしました。