断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

4/24の覚え書き

 引っ越し作業の疲れと、治りきらない喉の風邪により、1部で帰宅。
 倒れるように眠って、目が覚めたらこんな時間です。


・1部
 本日の新人さんは8人。
 予想通り、パラノイア卓が新人さん入れ食いとなり、ジャンケンで別の卓に移ってもらうという一幕も。
 RPG経験者がほとんどいない環境で知名度があるのは、某動画の影響力が大きいのかなやっぱり。


 というわけで自分がGMの深淵。
 プレイヤーは新人さん2人+現役3人の計5人によるセッションとなりました。
 都に迫り来る嵐の龍。討伐隊に組み込まれたPCたちは龍に挑むが・・・みたいな導入部。
 運命は比較的平和。というか二週間前のがおかしすぎただけですな。
 一人『死の約定』持ちがおり、妻を白の男爵ロプシークに捧げて、魂無き木偶として傍らに置いている戦車の魔道師がおられましたが、全然普通に見えるのはもはや末期症状なのか。


 シナリオは、実体を持たぬ嵐の龍にぼっこぼこにされた後、何とかして都に逃げ戻り、対策を選択するという展開で組んでました。対策としては3案+逃亡の4つが制作時の想定にあり、あとは運命とPCの行動次第で応対するつもりでした。
 まったくもって深淵っぽくないシナリオ構造なのですが、新歓期なので停滞しても状況が動くように予防線を張り、落としどころも付けておいた次第です。
 結果として、後半はまだはまったものの、序盤が明らかに蛇足でした。
 実質的な判定を通じて龍の怖さや巻き込まれたものたちの狂気を見せるよりは、ざっくり夢歩き処理したほうがいいですね。GM操作が強すぎる感を抱いてしまい、夢歩きの多用を忌避して来たのですが、やはりシステムに合うスタイルではないようです。
 次以降に深淵のGMする際は完全に割り切って使うことにします。


 そんなこんなで、時間が少々(5分)2部に割り込んでしまったこともあり、最後は駆け足で終了となりました。GMとしては後悔が大きすぎて、消化不良のような胃もたれ感が残りました。
 新人さんに少しでも楽しんでもらえていればいいけど・・・。
 個人的な面白シーンは、少年領主に自己犠牲を迫った魔道師のプレイヤーが、領主の死の間際に「全て嘘です」と告げるあたり。プレイヤー曰く、良心の呵責に耐えられなくなってつい・・・だそうですが、外面は鬼畜の所行としか評しようがありません。