断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

3/13の覚え書き

 人数不足にて、AWのGMはできず仕舞いでした。
 割と真面目に準備していただけに、ちょっとへこみ中。


・1部
 シナリオ準備のため出席せず。


・2部
 3卓予定が、人数的に2卓だったため、強化期間の卓として一番必然性が低かった(若手ではない&事前決定されたプレイヤーもおらず)うちが外される展開に。
 来週は出席できない&新歓期に打てるシステムじゃない(もろR指定なので)ことから、3/27に遊べるように再調整しておきます。ぐすん。


 というわけで2回生Nさんのアリアンロッドに参加。
 絶妙の戦闘バランスに定評のあるGMであり、今回はガチ・ダンジョンで、PC用のデータを40人分(CL6)作ってきたという熱の入りよう。当初プレイヤーは4人だったため「10回死んでも大丈夫!」が合い言葉となりました。
 データはほぼできあがっていたため、開始が早いかと思いきや、みんなどのPCを選ぶかで時間を食い、結局キャラクター作成に3時間かかったのは内緒。そして、シナリオ、というかハンドアウト・クラッシャーとしておなじみのAさんを追加した5プレイヤーで開始。


 概要は冒険者としての腕を競う大会に、故郷に戻ってきたPCたちが参加。だが、そこにはPCの血縁者やライバルを含むグループも参加しているのであった・・・みたいなの。
 パート1:早さと効率を競う予選ダンジョン、パート2:予選を突破したグループを同じダンジョンに閉じこめてのバトルロイヤル、な2部構成シナリオでした。
 何も考えずにダンジョンに突入する予定が、血縁者が大会に出席することを強固に反対するPCを中心に、潜る前の話が延びる延びる。気がつけば、1時間半をかけて、戦闘など一切無しで決勝戦で争うはずだった1チームをパージするという成り行きをたどっておりました。シナリオの背骨がボキボキ折れる音が聞こえるようでした。


 その後も、GMの想定不足とプレイヤーのパラノイアックな発想が、さながら飴細工のように絡み合います。
 例えば「優勝賞金が5万金貨なのに、予選ダンジョンだけで1万6戦金貨の収入があった。この財源はどこから・・・そしてだれが大会を主催しているのか?」とか「決勝のルールが、どう見たってグループ同士死ぬまで戦えと書いてあるぞ。おかしいだろ、この主催者!」など、論理的に外堀を埋めていくプレイヤーたち。
 雰囲気に合わせてGMが設定をアドリブで変更したため、更にわき出る疑問と疑惑。
 そして、この大会の裏には、退廃貴族たちの道楽と、魔物たちが関わっていたという超展開に相成りました。
 結果的に、プレイヤーの発揮したクリエイティビティは、自分たちの首を絞めるロープとなった訳ですが、そこも含めて笑いの巻き起こる楽しいセッションとなりました。
 ただ、ダンジョンものの宿痾と申しますか、探索中がどうしても単調になることが、深夜の長時間セッションとなったこともあり、少し辛くもありました。
 緊張感をもたらし空気を変えるためにプレイヤーが働きかける→シナリオの根幹が変貌する→更に時間が延びる、の素晴らしき悪循環よ!
 結局、GMの時間切れで強制終了しましたが、端折りまくって7時間半のセッションでした。
 ・・・主犯ではないけど、結果的にシナリオ破壊と長期化に手を貸したことを深くお詫びいたします。


・3部
 かなりすぐ帰宅したのですが、Gさんの、非常に特殊なシナリオの準備風景を見ていきました。
 以前、somamiti先生がプレイヤーとしていじり倒して、サークルに未だ残る逸話を作り上げたシナリオであり、概要は聞き知っていたものの実物を目にするのは初めてでした。
 自作カードも含め、やり過ぎなアイデアが随所で炸裂しており、楽しそうのひと言に尽きます。
 ネタは健康を害するレベルの偏り具合なので、プレイヤーのバランス配分が難度高すぎるのも事実ですが、前回みたいにハマったら「何か」が起きることでしょう。
 現在(16:30)セッション中のはずですが、どんなエピソードが生まれているのか、わくわくしております。