断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

2/13の覚え書き

 今週から強化期間開始のようです。
 うちみたいなOBはのんべんだらりと変わらぬ週一参加なのですが、人によっては2月末まで週五or六で遊び狂うとか。うらやましいな、ホント。
 諸事情により、移動に合計一時間半ほど歩く、健康的な日でもありました。


・1部
 一回生NさんがGMで「無限のファンタジア」。
 イラストだけならほのぼのファンタジーなのに、グリモアによる種族隷属の理により、サークルでは種族間抗争と戦争を題材としたシビアなシナリオが打たれていたりします。今回も悪ノリしたプレイヤーどもが妙に殺伐としており、グループのポリシーは「殲滅」、グループ名が「アイルと愉快な殺戮団」というありさま。
 誤解はもはや修正不能の領域まで来ているね、うん。


 シナリオは「国境領域に発生したセイレーンのニート村にチキンレッグどもが攻め入ろうとしている。セイレーンたちを鍛え上げ、村のグリモアを守れ。ただし、三日で。」という導入。この時点で無理ゲーの香りがぷんぷん。
 GMとしてはハートマン軍曹調で、だらけきったセイレーンたちをエンジョイ&エキサイティングな集団に鍛え上げるコミカルな展開を目指した模様です。しかーし、セイレーンの想像を超える無気力ぶりにPCは早々と匙を投げます。
 決定打となったのは「このままじゃあ、グリモアが奪われてしまうぞ。そうなりゃ、モンスターとして荒野を彷徨う羽目になるんだよ。」との警告に「モンスターになっても何も変わらないからokok。知性も低減? なあに、俺たちなら大丈夫さ。」という回答。
 山賊たちと組んだPC一行は、セイレーンを皆殺しにして、その地の住人として山賊たちを迎え入れて共闘。見事にチキンレッグを返り討ちにします。
 僕は主に、止めなかった人なので、主犯ではないです。たぶん。


・2部
 一回生UさんがGMで「クトゥルフの呼び声(BRP)」。システムを用いたのみなので、クトゥルフ・モンスターは登場しません。
 1870年の架空ヨーロッパを舞台にした、ヴァンパイア退治ものでした。
 PCはびっしり裏設定付きの4人。


 うちはカソリック的な教えの司祭を選択。
 ハンドアウト設定のあまりの酷さに、背景組織を裏切れる設定と、防御力の高い技能割り振り(マーシャルアーツ75%、キック75%、回避70%)を選択。
 気がついたら、アフリカ暗黒大陸帰りのカンフー神父になってました。「ジェヴォーダンの獣」にはカンフー・インディアンがいたからいいよね、とか口走りつつB級色丸出しのキャラクターが完成。リアリティのかけらもありませんでしたが、結果的にはGMの提示したB級世界観に妙に馴染む有様でした。
 そのままだとPCの半分が敵に回りそうだったので、必死で調整。それなりにみんなが納得できるような平和的解決に導いたつもりですが、出しゃばりすぎたかもしれません。反省。
 個人的には、ラストでGMの良心と美学を垣間見たので、それだけで満足でした。


・3部
 だべってた。
 今週の2部は個性派ネタ・シナリオ揃いで、どこの感想も腹を抱えて笑えました。
 僕が参加したところ以外でも、「ハイチ地震マイケル・ジャクソンがゾンビ復活するブルーローズ・ネクサス」「世界設定を徹底分解考察するソード・ワールドの理系シナリオ」「サークルの誇るチンピラ・プレイヤーどもが鼻息荒く集結したCofCのヤクザ・クライム・アクション」と、いずれ劣らぬ発狂ぶり。
 一部のセッション内容は公序良俗に激しく反するため、詳細はとても書き記せません。