断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

FateRPG3.0とPDQ#

 相当にどうでもいいネタ。
 Spirit of the Centuryで使われているFateRPG3.0を読んでいくと、Swashbucklers of the 7 Skiesで使われているPDQ#への影響がみてとれます。
 デザイナーがS7Sの作成中に、FateRPGの新作であるDresden Files RPG(来年6月に発売予定!)に関与を始めており、その効果じゃないかなと推測したり。
 元々PDQは、「特性値=自由なセンテンス」のシステム(Hero Warsライクとも言えます)であり、FateRPGの「相」と類似点を持ちます。PDQ#ではそれに加えて、キャラクターコンセプトを示す「特筆すべき長所」、得意とする状況やスタイル等を表す「技巧」が追加されています。ヒーローポイントであるスタイル・ダイスも、かなり強烈なゲーム内の現実改変が行えるようになっています。自分からするとこれは、「相」と「運命点」のルールを解体して再構築したルールに読み取れるのです。