断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

準備準備

 若干多忙につき、メモ書きのみでーす。


・ゴム底靴
 調査パートに主眼をおいたとするシステム、GUMSHOE(警察とか探偵とかの意味もあるのですね)を一つ購入。4シリーズ展開しておりまして、Trail of Cthulhuはちょっと芸がないと考え、今年出たばかりのMutant City Bluesにしてみました。今から10年後、人口の1%がミュータント化した近未来の大都市を舞台に、PCはミュータント犯罪専門の警察チームの一員となります。PCもミュータントであり、スーパーヒーローものとNYPDブルーのような人間ドラマに照明を当てた(地味な)刑事ものとを掛け合わせたような雰囲気です。アラン・ムーアトップ10もネタの一つだろうと推測されます。
 全然読んでないので、概要のみですが。調査に関わるシステムは、先日お師さんにお聞きしたとおり。適切な場所に足を運べば証拠は手に入り、調査能力を消費すればより沢山の情報が得られます。キャラクター作成は「一般能力」「調査能力」「ミュータント能力」をそれぞれ別枠で割り振る代物です。調査能力に関してはプレイヤー人数によって変動。運動能力などは一般能力に入っており、活力や精神の安定性などのヒットポイント的なものもここに含まれています。こちらは調査とは別のサイコロを振る判定を用います。ミュータント能力はちょっとユニークで、Quade Diagramに従って類似する超常能力を複数とっていくスタイルです。関係のある能力はとりやすくなっています。また、調査の助けになるミュータント能力は安く取得できます。その代わり、持っている力に対応した精神的欠陥を抱えてしまうことにもなるのです(で、サブプロットとして刑事ドラマ的なキャラクターの煩悶を再現する)。
 デザイナーは、ヒーローウォーズ(後継のHeroQuestも)と同じ人。システムはシンプルそのものですが、うまく世界観と合わせた調整がなされています。ただ、ざっとみではさほどビビっとくるものはありません(私感ですが)。調査部分に重きを置いたシステムは海外でも珍しいので、時間空いたら一度は通して読みます。


・深淵シナリオ
 再構成に着手。今週は非公式で2部の予定がないらしいので、打とうと思います。


・セラピーTRPG
 前々から気にはなっているA Penny For My Thoughts。記憶喪失のキャラクターをセラピーするゲームであり、参加者の意見を取り入れながら過去を組み立てていくようです。TRPGという気があんまししませんが、年末にでも買って読んでみようかなあ。