断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

10/31の覚え書き

 思わず昼過ぎまで滞在してしまったので、先ほどまで死んだように寝てました。
 疲労困憊もいいところ。若いとは言い難いのだし、あんまし無茶したらあきまへんね。


・1部
 一回生のH君が病欠だったので、キャンペーンは延期。
 残った面子でAGONを遊んでみました。
 シナリオは、無料配布されている『Temple of Hera』を使用。神殿を冒涜されて、大激怒なヘラから下される探索です。この時点で相当にろくでもない話なのですが、本編でも被害甚大なヘラの怒りが描かれており、おなか抱えて笑ってしまいます。現代感覚のファンタジーとはひと味違う、古代ギリシア風血塗れ報復劇でありました。
 AGONは、ストーリーの大枠が動かせません。代わりに、各シーンを解決する手段の詳細はプレイヤーに任せ、お互いに栄光を競わせるという形式をとっております。戦闘ルールもシンプルながら熱く、プレイヤー同士の駆け引きが加速します。プレイヤーのシステムに対する評価もなかなかでした。
 ただ、今回は単発ということを逆手にとられ、天命(Fate)を多用されてしまい、GM側のリソースがかつかつでした。これは人の子の英雄なら13点、半神なら5点まで使える生存用のヒーロー・ポイントです。単発ならそれぞれ5点、2点あたりを使用限界に制限するべきなのかもしれません。


・途中
 1部の途中、不意に大T先生につれられたsomamitiさんが覗きに来ました。
「最近の活動は目に余ると聞きまして」「それ表現がおかしいよ!」
 それだけでも驚いたのですが、食事に行くとpirokiさんが座っておられ、腰を抜かしました。来訪が重なったのは偶然とのこと。そこにGさんも合流され、懐かしさ一杯。


・2部
 二回生Nさんのソードワールド2.0に参加。
 公式設定の20年前を舞台とした、貴族の子供を連れた逃走劇でした。
 部族社会的シャーマン(フェアリーテイマー&レンジャー)で遊びました。「トロールの肝をすりつぶして飲ませれば熱を下げる薬になる。オババから聞いた部族の秘伝だ。」とかそんな感じで、世界観を微妙に無視している気が・・・。
 GMは序盤でPCを捕まえる予定だったらしいのですが、OB率の高さゆえにか、華麗に回避されてしまいまして。貴族の子に関わる伏線もけっ飛ばして進むPCたちに、追っ手が強襲をかけるという部分がメインになりました。
 しかし、データ面のバランスが良く、これがかなりのデッドヒート。ひりつくほどのギリギリ感を堪能いたしました。魔晶石を10個使い切るとは思わなかったよ! 同席された師匠も大いに満足されたようで、いや、よかったよかった。


・3部
 H将軍の戦国霊異伝
 短めの二連作でありました。日本昔話の味付けが相変わらず楽しい。
 ただ、体力的に出涸らし状態だったため、キャラクターとしての行動はおざなりに。申し訳ありませぬ。somamitiさんのPCに、霊刀を盗み出すよう唆したりするのが精一杯でした。
 一話目ですっかり毒気を抜かれてしまい、二話目は戦闘以外ほとんど何もしなかったのが、本当に残念。RPGは体力勝負ですなあ。


・その後
 昼ぐらいまで雑談につぐ雑談。
 本当に楽しかったです。感謝。つい昼過ぎまで居着いてしまいました。
 その中で、二週間後のGMは深淵の構築型に決定。久々だけど、どんな味付けにするかなあ。